歯周疾患の進行は十分抑制可能です。
歯槽膿漏が進行

日付、時間:Thu Feb 1 22:32:15 Japan 2001    氏名: T.A   
所在都道府県:大阪   職 業:会社員   年 齢:26歳      性別: male  

質問:
左上7あたりが噛んで痛かったので、歯医者にいったら、歯茎が膿んでいました。 レントゲンをとると全体的に歯槽膿漏が進行していますといわれ、かなりショックでした。矯正 をして、歯磨きが不十分だったせいもありますが、矯正のワイヤーをつけ初めてもうすぐ3年に なります。その間、普通の歯医者さんで定期検診をしておけばよかったのですが。
矯正をすると歯槽骨が後退しやすいらしいのですが、本当なのでしょうか?
また、一旦磨り減った歯茎や後退している歯槽骨は再生しないのでしょうか?
毎日心配でしょうがないです。今まで、歯槽膿漏の可能性をチェックしてくれなかった矯正歯科 にもちょっと不満が残ります。もちろん、きちんと歯磨きしなかった私も悪いのですが。なんとか、 進行を食い止められないのでしょうか?
総入れ歯だけは、ごめんです。先生どうか回答よろしくお願いします。

メールアドレス: tomohiro_arai@mtc.biglobe.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  まだ26歳ということですので、歯槽膿漏というよりも歯肉炎の段階ではないでしょうか。 レントゲン的に歯槽骨破壊が左上7あたりに限局していてしかも無髄歯であれば根管治療の不備 を疑います。反対に骨破壊が全体に認められるようなら本当に要注意。

 歯槽膿漏や歯肉炎で一旦破壊された骨は再生されませんが、歯石やプラークを除去して、丁寧な ハミガキを行えば歯周疾患の進行は十分抑制可能です。矯正期間中は何かと環境が劣悪化します ので、今後も十分な警戒が必要です。
 何より大切なことは、今回の一件を教訓に今後のケアを忘れないことです。今から始めれば十分 生涯の健康を獲得することが可能な範囲です。

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