抜歯は臨在歯に迷惑!
治療は難しく、抜歯

日付、時間:Tue Feb 6 13:30:15 Japan 2001    氏名: oyaoya   
所在都道府県:神奈川   職 業:主婦   年 齢:37歳      性別: female  

質問:
左下第一大臼歯についてです。以前、神経まで治療しており、すっぽり銀がかぶった 状態です。最近、ものをかむ際に痛んだので、歯医者でレントゲンを撮ったところ、根尖部ではなく、 歯根のまたにあたる部分に炎症があり、さらに、神経を治療した際の針が残っていて、そ れが炎症の原因になっているとのことでした。
 針を抜くことはできないし、歯の裏側のため、治療は難しく、抜歯してブリッジにするしかないと言 われました。やはり、抜歯には抵抗がありますが、この場合はしかたないのでしょうか。よろしくお 願いします。

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回答  “二重苦”ですので、抜歯が一般的な認識だと思います。

 何とか残す積りであれば金属破折片の残った根っこだけを抜く ヘミセ クション。さらに追求すればセパレーションプラス 歯根端切除術という選択になります。
 下顎第一大臼歯ですので歯根端切除術は無理としても、ヘミセクションなら可能だと思います。 勿論残った歯の根管治療も必要でしょう。問題は、そこまで技術と熱意のある先生をどうやって 探すかです。大学病院が比較的無難な選択です。また、その歯を診て、何とか残そうと努力して くれる先生を探すことも今後の健康維持に役立つかも知れません。
 抜いてしまえば、両臨在歯を削ったり抜髄して同じ不幸を繰り返す可能性もありますので、できる だけ(1根でも)保存する方向で対応すべきだと思います。

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