有りそうで案外ないのが“知覚麻痺”…
知 覚 麻 痺

日付、時間:Fri Jun 11 21:31:56 Japan 1999    氏名: 佐野   
所在都道府県:神奈川   職 業:主婦   年 齢:30歳      性別: female  

知 覚 麻 痺
切断してなければ大丈夫!
質問:
5月26日に、左下の親知らずの抜歯をしました。横向きにはえていたため、 切開して抜いていただいたのですが、その時の麻酔が一部分だけずっときいたままで、 未だにしびれたままの状態です。
先生は、おそらく神経の枝のところに麻酔がはいってしまったためだとおっしゃっており、 (大学病院にも問い合わせてくださったようです。)回復するのに、2〜3ヶ月かかるとのことです。 抜歯後の状態は、出血や痛みも思ったほどではなかったのですが、なかなか口が開くようにならず、 ようやくここ2.3日で普通に開くようになってきました。
現在アデホスという神経の代謝賦活剤と、ビタメジン(ビタミン剤)を服用していますが、 本当にこのままの状態でほっておいていいものか、この薬だけで直るのか、とても不安です。
また、もう片方も同じ横向きの親知らずなので抜歯するつもりでしたが、このような状態なので、 止めておいた方がいいのかどうかも、迷っています。(先生は、これほどのダメージをうけてまで 抜く必要はないのでは、とおっしゃっています。) 本を見ても載っていない内容なので、質問させていただきました。ご回答のほどよろしくお願い いたします

回答  有りそうで案外ないのが“知覚麻痺”です。一部だけとのことですのでそれほど大きなダメージ ではないように思います。麻痺の原因としては、神経切断、損傷、麻酔や血液による神経圧迫 などが考えられます。原因の違いによって回復の程度と速さに違いがありますが、他の組織に 比べて回復速度が遅いことは理解しておいてください。痺れた範囲と程度が徐々に縮小して いくはずです。ただし、2〜3週間、2〜3ヵ月、半年、1年、2〜3年といったロングスパンで 考える必要があります。
   対応として、代謝賦活剤、ビタミン剤が基本ですし十分だと思います。それ以外に貯留した 血液の吸収を促進する消炎酵素剤(抜歯の際投与済み?)とか、ソフトレーザー照射のような 東洋医学的アプローチもあります。とは言え、何でも全てした方が良いというものではありません ので現在の方法で当分様子をみられてはいかがでしょう。

 反対側の親知らずは当分見送られても宜しいかと存じます。現在の症状の経過が落ち着いてから 改めて抜歯の可否を判断されるべきです。

返信:
先日親知らずの抜歯の件で質問した者です。お忙しい中回答ありがとうございました。 知覚麻痺の方は、少しずつよくなっているように思います。(先生からの回答で安心した せいでもあります。)
治療については、今通院している先生とよく相談しながら、すすめていきます。本当にありがとう ございました。また、何かありましたら、頼ってしまうかもしれませんが、その時はよろしくお願い いたします。

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