最低根管治療を試みる価値はあります。
抜歯判断の違い

日付、時間:Tue Feb 20 21:17:54 Japan 2001    氏名: s.naito   
所在都道府県:京都   職 業:会社員   年 齢:36歳      性別: male  

質問:
はじめまして、現在、右下6番の奥歯が少し痛み出し、近所の歯医者でみてもらった とこ治療方法は’抜歯しかない’といわれ悩んでます。本当に抜歯以外方法がないんでしょうか?
理由は根に病巣があり治療不可能とのことですが本当にそうなのでしょうか?
一応レントゲンのCOPYをもらいましたので別途MAILで添付いたします。レントゲンだけで’ど んな医者でも抜歯以外ないという’と断言されました。ご返事のほど宜しくお願い致します。

メールアドレス: nait@af.wakwak.com   ホームページURL: http://

回答  根弯曲・歯根破折などどうしても保存不可能なケースというのも存在しますが、それでも最低 根管治療を試みる価値はあります。歯牙保存への熱意や根管治療の技術は、担当するドクター の経験や価値観によって大きく左右されますので簡単にあきらめない方がいいでしょうね。
 大切な6番を抜歯して、両隣の歯にブリッジをかけるとすれば、あとあとその歯も同様のトラブル に見舞われる可能性が高くなってしまいます。


質問:Wed Feb 21 12:00:11 Japan 2001
  2/20の質問の続きです。ご返答有り難うございました。レントゲンのCOPYを添付送信させ ていただきましたので、ご確認の上本当に抜歯が必要か否かご意見のほどお聞かせください。 どうぞ宜しく御願いいたします。

回答:
 6|近心根半ばの黒い影は光の加減 ですので関係ないはずです。近遠心根ともに根尖病巣がありますが、十分根管治療の適応範囲内 です。根管治療は必ず成功するものではありませんし、リーマの破折などにより治療不可能なケー スも存在しますが、最低でも治療を試みてから抜歯の判断をするべきです。

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