金属アレルギーや根尖病巣との因果関係が取りざたされています。
歯の石灰化

日付、時間:Wed Feb 21 19:45:37 Japan 2001    氏名: T/A   
所在都道府県:東京   職 業:その他   年 齢:26歳      性別: male  

歯牙の形成
質問:
歯の石灰化とはいったい何ですか?カルシウムとリンとの関係性について教 えてください。

メールアドレス: atokuda@tanseisha.co.jp   ホームページURL: http://

回答  エナメル質は99%、象牙質は65%が無機質で残りが有機質で、その無機質を構成する元素 のほとんどがカルシウムとリンです。

 歯は萠出以前の歯胚形成期から血液中のリンやカルシウムを主体とする無機質を取り込ん で石灰化を亢進して歯牙の硬組織部分を形造って生きます。この石灰化亢進は生涯続くものと 考えられています。経年的に、歯牙が黄色くなるのは象牙質部分の有機質が無機質に置き換わ って“硬く→しかし脆く”なっていくためです。
 萠出後も無機質の供給源は主に血液からと考えられていますが、実際には抜髄後の無髄歯 にもみられるように無機質の供給源として唾液中のカルシウムなどが結構大きな供給源だと思 います。

 顕微鏡レベルの話ですが、ムシ歯などにより脱灰されたエナメル質が再石灰化する場合の無機質 は100%唾液など外からの供給だと思います。

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