日付、時間:Tue Feb 27 22:42:27 Japan 2001
氏名: M.T
所在都道府県:千葉
職 業:自由業
年 齢:27歳
性別: female
質問:
こんにちは。大変充実したホームページ、いつも拝見させていただいています。
私は、13歳の時から拒食症でそれ以来歯医者さんにお世話になっています。拒食症は22歳
の時の最初の出産で、なぜか治ってしまいました。しかしそれまでの経過で歯はぼろぼろの
状態です。なおかつ、16〜20歳まで海外で生活をしていたので、保険がきかないために満足
に通院をすることが出来ない時期がありました。
現在、下の前歯・奥歯各1本を除いては全て差し歯です(これらの治療は15歳の時に行い
ました)。10代のころは、かぶせていた歯がとれてしまい、再度作り直す〜という治療が続き
ました。しかし最近は歯茎が腫れて膿が出てくるような状態になり、それらの原因と
言われている歯(上:右側切歯、右犬歯、右第2小臼歯)はそれぞれ、半分欠けている状態だ
と言われました(根っこがもうダメだと)。
私は長いこと歯医者さんに通ってきたので、怖いとか高いというイメージは持っていないので
すが、ここまで来ると歯医者さんになんといって治して貰えば良いのか分からない状態です。
今までに引っ越しも多かったので、かかりつけのお医者さんがいない状態です。歯医者さんに
よっては、「治療するのではなくとりあえず〜という形で治しましょう」と言われる方もいらっしゃ
るのですが、それは「治療したくない」という意味なのでしょうか?
それなりに治療費がかかるのは理解していますが、やはり経済的にもどこまで出来るのか、
など心配でもあります。いっそのこと、全て抜いてしまって総入れ歯にしちゃおうか・・などと考
えることもありますが、先生のホームページを見て、その前に出来ることがあるのなら、と思い
ました。ブリッジにして、歯3本連続で無くした経験があるので、出来るだけ他の歯へ
負担がかからない方法が・・とも思っていますが、しっかりとした歯がないのも現実なので、
部分入れ歯も難しいのでは、と想像したりしています。
ちなみに、歯ブラシはソニケアのモノを最近使い始めました。今まではイオン歯ブラシでした。
1日2回の歯ブラシ、イソジンでうがいもしています。
メールアドレス: age50@artoweb.com
ホームページURL: http://
「とりあえず〜」の治療は、その歯の状況・周囲の状況・時間的な制約などを考慮して、
「根本的ではない」治療という意味です。「治療したくない」ということもあるかもしれませんが、
「今根本的な治療はしない方が良い」という判断ですね。
「とりあえず〜」のあとには根本的な治療を行うのが前提で、「とりあえず〜」のままですと破壊
が進んでしまいます。徹底的な根管治療や歯周疾患のコントロール、定期健診・メインテナンス
なしではブリッジ脱離などによる歯牙喪失は避けられません。
今からでも十分間に合うはずです。喪失部分でインプラント可能なところは多少費用は掛かりま
すができればその方向で、それ以外のところは原則保険適応で対応可能だと思いますので費用的
にはそれ程問題にならないはずです。
大切なことは、現状を総合的に判断してトータル的な治療方針を決めて治療をすること、また治療
してくれる先生をさがすことだと思います。