“実際に入れてみないと分からない”というような状況です。
ニッケルのアレルギー

日付、時間:Wed Feb 28 22:44:53 Japan 2001    氏名: みかん   
所在都道府県:東京   職 業:会社員   年 齢:25歳      性別: female  

金属アレルギー検査
項 目
48hr
72hr
7day
塩化第二鉄 2%
±
±
四塩化イリジウム 1%
塩化第二スズ 1%
三塩化イリジウム 1%
塩化金酸 0.2%
塩化パラジウム 1%
塩化アルミニウム 2%
塩化白金酸 0.5%
塩化亜鉛 2%
塩化マンガン 2%
臭酸銀 2%
硫酸クロム 2%
塩化コバルト 2%
硫酸銅 1%
硫酸ニッケル 5%
++
++
++
重クロム酸カリウム 0.5%
塩化第二水銀 0.05%
白色ワセリン
質問:
私は小さい頃から身体に湿疹が出来る体質で、皮膚科で検査をしたところ、ニッケル のアレルギーで、治療をして歯に詰めた銀色の物が原因ではないかということで、治療をした部 分を全てゴールドにしました。
 ゴールドに替えてからはしばらく湿疹ができずにいてよかったのですが、1・2年するとゴールド が食事中に取れてしまったりするんです。ゴールド意外になかなか取れなくって、アレルギーにな らないような物がないでしょうか?是非教えてください。

メールアドレス: poko@mwa.biglobe.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  ニッケルはアレルギーの出やすい金属ですが、中には金がダメでもニッケルは大丈夫という 人もいます。使用できる金属は、個人によって異なりますのでまずは金属アレルギー検査に 従って決める必要があります。その中でチタンはアレルギーの出にくい金属ですが、実際に 扱っている医院がほとんどないのが現状です。また、歯科で使う金属は合金ですので、検査表 に一切引っかからない合金を探すのも大変で、“実際に入れてみないと分からない”というよう な状況です。

   そのような状況の下で、折角問題のない金属を探しあてたのですからその金属で治療した方 が無難でしょうね。“はずれるはずれない”は金属のせいではなく、残存する歯質の量や形態、 それに製作過程における精度の問題ですので、脱離し難い形態を考慮して造れば解決すると 思います。

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