穿孔が小さく自然閉鎖が可能と判断した場合にはそのまま経過をみます。
上顎洞穿孔

日付、時間:Tue Mar 13 11:48:28 Japan 2001    氏名: yo   
所在都道府県:東京   職 業:会社員   年 齢:41歳      性別: female  

質問:
2月9日に上の親不知を抜歯したところ、穴が開いてしまい、上顎洞と口腔が通じた 状態になっています(上顎洞穿孔ですね)。
大分楽にはなりましたが、まだふさがりません。ほうっておいても、最終的にはふさがるものでし ょうか。
 食べかす等が詰まったり、歯ブラシで押し込んでしまったりしないか心配です。また、閉鎖手術 とは、具体的にどのようなものでしょうか。どのような状況にあるとき、手術で閉じる、という選択を なさるものなのでしょうか。

回答  上顎洞に穿孔した時点で、穿孔の大きさによっては即刻閉鎖術を行うこともあります。穿孔が小さ く自然閉鎖が可能と判断した場合にはそのまま経過をみることもありますが、一応の目安は粘膜治 癒の完了する2〜3か月後の状態で判断します。
 “食べかす等が詰まったり、歯ブラシで押し込んでしまったり”ということは、実際問題としてはまず 心配いらないと思います。

 閉鎖術自体は、新たな切開線を入れて新鮮な傷口を作って縫い合わせるだけの簡単な処置になる と思いますので心配には及びません。しかし、自然治癒の可能性がある限り誰しも手術は好みません ので、現実に閉鎖術を行うのは半年以上経過してからというのが多いようです。

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