日付、時間:Tue Mar 13 19:18:43 Japan 2001
氏名: hi
所在都道府県:宮崎
職 業:学生
年 齢:17歳
性別: female
質問:
前歯が一本だけ前後ろが逆です。それにあごの骨がながいようです。そのせいか
口を閉じるとあごのところがうめぼしのようになります。
矯正歯科にいったところ前歯だけ治すか,はを上下四本抜いて後ろに引っ込めるか、上の
二本を抜いて下は手術でひっこめるかだそうです。どれが一番いいのでしょうか。
ご意見・ご感想:
wakaranaikotodarakedesu.特に吹奏楽をやっているので迷っています。
しかし大学の前に少しでもよくしたいとも思います
メールアドレス: likeaqoo@hotmail.com
ホームページURL: http://
何れの方法を選ばれたとしても相応のリスクがあります。大切なことは、それぞれのリスクを
十分に理解した上で、最終的にご自身がどのような最終形態を望まれるかということです。
通常の医学的な判断は、放置した場合に予想されるリスクと治療リスクとの比較で治療方法
や治療の可否を決定します。美容的(審美的)な医療は、基本的に“予想されるリスク”が存在
しませんので、治療リスクの比較はご本人の要望の程度になりますの。その要望に従って最善
の治療方法を選択するのが医者の役目という位置付けですので、まずそれぞれの治療方法に
関する情報(期間・費用・リスク)をある程度収集して要望事項や改善のポイントを決めることが
先決です。
審美的な医療に否定的な私の価値観からすれば、できるだけ必要最小限の処置に留めるべき
という結論になってしまいます。
回答:
外科的矯正は、一般に大学病院で行います。大学病院は、開業医(担当医)の依頼を受けて
手術を行いますが、依頼された時点で手術を中止することは(原則として)できません。従って、
手術のリスクや価値を十分把握されていない担当医の価値観によって手術が決定されること
が多いように認識しています。担当医の説明で手術を決定するのではなく、手術の可能性およ
び可否を大学病院の先生にゆだねる形での紹介が望ましいと思います。
詳しいデータは分かりませんが、1県に年間数名程度の頻度で女性の方が多いでしょうね。