日付、時間:Tue Mar 13 23:25:43 Japan 2001
氏名: S.M
所在都道府県:和歌山
職 業:その他
年 齢:25歳
性別: female
質問:
はじめまして。留学に備えて歯の検診に行きました。そして先日、レントゲンなどで
発見された虫歯の治療を終え、現在は親知らずの抜歯待ちです。しかし、なんとなく歯を見る
と右下顎の第2小臼歯の奥側の隣接面に1o弱のペンで突いたような茶色い穴があ
りました。今回、その隣の第1大臼歯に詰め物をするという治療をしてもらいましたので、これ
が虫歯なら治療をしてくれたはずだと思います。しかし、治療をしなかったということはこれは
虫歯ではないのでしょうか。もし虫歯なら(軽度でも気になるので)治療してもらいたいと思って
います。
その際、あまり歯を削るのはイヤなのでカリソルブというものを使った治療をお願いしたいと
思っています。この薬は、大学病院(←現在通っています)などにも置いているものなのでしょ
うか。あと、レーザーとかも大学病院などでしてもらえるものなのでしょうか。どのような処置が
美容整形の領域なのかなどの区別が分からないので、よろしくお願いします。
ご意見・ご感想:
今回はじめてこのHPを知りましたが、とても使いやすく、参考になる情報が
多いので、とても嬉しく思いました。
治療すべきムシ歯かどうかの判断は担当医にお任せするとして、もし治療が必要と判断された
場合の処置についてお話します。
治療必要なムシ歯であったとすれば、すでに罹患している部分は全て除去してレジン等の修復
材で補填するのが基本です。削りたくないという願望の有無に関係なく必要な削除量は一定です。
その際、薬剤で溶かす(カリソルブ)のもレーザーで削るのも、手段や道具が異なるだけで最終的な
削除量は同じです。削除時間・音・臭いが違います。それと削除後の歯質に若干の相違もあります
が何といっても一番の違いは費用でしょうね。カリソルブやレーザーはほとんど普及していないので
存在自体も問題ですが、それらを使った治療は保険適応外です。従ってもしそれらの治療が可能
だとしても、3万円程度の自己負担は何のメリットも生み出さないものと思われます。