日付、時間:Wed Mar 21 22:34:26 Japan 2001
氏名:O.K
所在都道府県:徳島
職 業:主婦
年 齢:32歳
性別: female
質問:
重度の歯槽膿漏で悩んでいます。17歳の時に上前歯4本を連結差し歯にし、
昨年6本メタボンの連結差し歯に入れ替えました。残った上顎の歯は左右4,6が激しく動
揺しています。今右側の6を抜歯し4〜7まで連結差し歯にする予定です。左も4〜7まで
連結差し歯にする治療をしています。
左側はすべて抜髄しましたが7の激しい動揺と噛んだ時の痛みが出現し、その歯も抜歯し
た方がいいと言われました。抜歯した後はそこをフリーにし3本の連結差し歯でいいとの事
でした。本当にそれでいいのでしょうか?
また私は今後子供が欲しいと思っています。歯槽膿漏のある妊婦は早産、流産する確率
が高いと聞きました。歯槽膿漏は受精、着床にも影響するのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、抜歯はあさっての予定となっていますので早急にお返
事を頂きたいと思っています。
ご意見・ご感想:
若い方で歯槽膿漏で悩んでいる方も多いようですが、私くらいに悪い方は
いないのではないかと思うくらいひどい状態です。次はもうない次は義歯しかない。これが最後
の治療と思っています。
抜歯予定の|7については、再度の根管治療により歯牙保存に努める必要があるの
ではないでしょうか。それと何よりも徹底した歯石除去が必要です。その結果どうしても保存不
可能と判断される場合には、ご提案の方法になってしまいます。
歯槽膿漏の場合「早産(低体重出産)のリスクが2.8倍になる」といわれていますが受精・着床
に関するデータは知りません。一般に「歯周病菌は血管から体内に入り込み全身に悪影響を及ぼ
します」という認識ですが、私はむしろ32歳でそれだけ?の歯周疾患の進行を許す全身の抵抗力
にその原因が潜んでいるという認識です。
神に与えられた宿命として改善する余地が少ないなかで、歯石沈着を阻止し続ける努力だけは
十分可能であり多大な効果をもたらすものと確信しております。