規制を緩和することこそが改善方法。
歯軋りで冠破折

日付、時間:Tue Mar 27 14:06:01 Japan 2001    氏名: N.T   
所在都道府県:東京   職 業:自由業   年 齢:32歳      性別: female  

質問:
子供の頃から歯軋りをしています。今では歯のおうとつがなく、犬歯も平らです。 4ヶ月前に、虫歯の治療で保険適用外の物をかぶせました。(名前を忘れてしまったのです が4万円かかりました)が、先日、食事中に縦に二つに割れてしまいました。どうやら歯軋り が原因ではないかと言われました。
 その先生によると、歯軋りを直す方法として本来の歯のおうとつを作ることによって、歯が 自由に動かなくなることで、歯軋りをしにくくすることは出来るというお話しでした。(完全になく なるというわけではない)でも、もともとおうとつのある歯で、歯軋りを始めて、今の状態になっ たわけですから、おうとつを作ったところで、または歯軋りをすれば、同じことの繰り返しにな るのではないかと不安です。この治療方法で直るのでしたら、やってみたいと思います。
マウスピースも作ってあるのですが、寝にくいため余り使っていません。毎日使うことで直る のでしょうか。

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回答  個人的には、顎の動きを規制して歯軋りを規制する治療方法には疑問を感じます。規制 された動きが気に入らなくって、何とか自由に動きたいがための歯軋りですので規制を緩和 することこそが改善方法だと思っております。

   補綴物の破損の直接原因は歯軋りだったかも知れませんが、その程度の負担で破折する ような材質的限界があったのではないでしょうか。それを補うために、歯軋りを規制するのも 一つの方法かも知れませんが、あくまでも補綴物破損を防御するための防波堤であって、 防波堤破折のあとに補綴物破折が繰り返される可能性を危惧いたします。

 歯軋りがなければ起こらなかった補綴物破損だったとは思いますが、そのような歯軋りがあ っても耐えられる補綴物や補綴方法を模索すべきだと思います。

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