日付、時間:Tue Mar 27 19:34:37 Japan 2001
氏名: SK
所在都道府県:北海道
職 業:主婦
年 齢:30歳
性別: female
質問:
去年10月に右下に埋伏していた親知らずを抜歯し、その3週間後左下に埋伏した
親知らずを抜歯しました。左は何の問題もなく完治して来ているようですが、右はまだちょっと
痺れが残っております。1月位にその痺れに関してはご相談させ
て頂き、時間はかかるとの事なのでこれから長い目で回復を待とうと思っております(ごめんな
さい。以前の質問の日付を探そうとしたのですが発見出来ませんでした・・・)。
通院が終わった11月中旬、右下7番と6番の間がゴマの大きさ位で黒くなっているのを発見
し、痛みも自覚症状も全くなかったのですが再度受診した所虫歯になっているとの事でした。
元々7番は表面が虫歯になっていてそこにインレーを詰めていましたが、今度は6番との境目
に当たる部分も削り、表面からつながったインレーの形になりました。その治療後から冷たいも
のがしみるようになりました。7番がしみるのか6番がしみるのか定かではないのですが・・・。
しばらくは様子を見ていたのですが現在になってもしみる状態は続いています。水を飲む等の
事ではしみることはないのですが、特にアイスなんかを食べると激痛が走ります。ただ、一度激
痛はするのですがわざと痛みをこらえながら何度も右側で食べているとだんだんその痛みが和
らいでくるのです。こんな症状でも虫歯になっているのでしょうか?
もしかして右下の親知らずを抜歯した事で何かの影響が出てしまったのでしょうか?
今、子供が欲しいと思ってるのですが、妊娠している可能性がある場合はレントゲンも撮ったり
すると思うので、その治療は無理なのでしょうか?
又、どのような治療になりそうでしょうか?よろしくお願い致します。
抜歯後の痺れや違和感はわずかながらも減少傾向にあるようですので、遅いながらもその
延長線上に治癒があるものと思われます。
インレー治療後の知覚過敏については、治療時の切削刺激が最後のとどめとなって歯髄の
炎症を引き起こしたようですね。炎症の程度によっては回復の可能性もありますが、4か月
経過して改善の兆しがないということであれば抜髄処置を検討しなくてはいけない時期に差し
掛かっているように思います。抜髄を決断する前に、知覚過敏用の塗り薬や消炎鎮痛剤内服
などを試みる必要があります。それと、歯周疾患進行に伴う象牙質知覚過敏症の可能性も
ありますので歯石除去を併用するのも有効かも知れません。
親知らず抜歯による歯根露出の影響も考えられますので、歯肉回復をもう少し待たれてから
でも遅くはないでしょう。最終的に抜髄となると何枚かレントゲンを撮る必要がありますが、その
前の知覚過敏処置については妊娠には影響されませんので早めに治療開始された方が良い
のではないでしょうか。