日付、時間:Wed Apr 4 14:09:04 Japan 2001
氏名: N.F
所在都道府県:滋賀
職 業:自由業
年 齢:30歳
性別: female
質問:
この年で、悲しいことなのですが、重度の歯周炎のようです。上下左右の奥歯のポケッ
トは、だいたい、6〜12で、下の前歯の2本は、かなり歯茎も下がり、1のぐらつきです。母親が、
同じように早くに、入れ歯になっているので遺伝性のものでもあるようです。
こちらのホームページを見させてもらって、できるだけ歯周病に詳しい先生をと思い、最近、歯
医者を変えたのですが、治療計画書を頂いたところ、上下左右の奥歯を歯周再生治療をして、下
の前歯をセラミックブリッジにするとのことでした。しかし、料金の方が、自由診療とのことで、百万
円弱かかります。手術をしたほうが、いいんだろうと思いますが、とても、そんな費用は、出せない
のが現状です。重度でも、保険内治療でなんとかすることはできないのでしょうか?
それと、最近は、少し神経質になってしまって、何回も歯磨きをしているのですが、あまり、頻繁
に磨きすぎるのはよくないのでしょうか?
もう一つ、歯医者さんによって、やわらかめの歯ブラシで磨いてくださいと言われるところと、少し
固めの歯ブラシで磨いてくださいと言われるところがあるのですが、どっちがいいのでしょうか?
たくさん質問をして申し訳ありません。よろしくお願いします。
ご意見・ご感想:
私と同じように、若くして歯周炎に悩んでられるかたがいることを知り、少し
気持ちが楽になりました。このページを見つけられてよかったです。
画一的な治療しか認めていない現状の保険診療では、「良かれ」と思う治療がことごとく保険
適応外である事実は存在します。一方で、せめて保険で認められている治療だけでも熱心に
すれば大多数の歯周疾患を救うことが可能であることも事実です。
打開策として非常に困難なことではありますが、保険で熱心に歯周疾患治療を手がけられて
いる先生を探すしかないでしょうね。年齢的に手術の前に徹底した歯石除去と以後のコントロー
ルをしっかりすれば十分満足のいく結果が得られるものと推定します。
歯磨きについては、いくら頻繁にしてもしすぎることはないという認識です。歯ブラシは結論とし
ては“何を使っても同じ”という認識ですが、硬い歯ブラシには硬い歯ブラシなりの磨き方、柔らか
い歯ブラシには柔らかい歯ブラシなりの磨き方があって双方とも優劣のつけがたい実績が存在
します。問題は硬い歯ブラシで柔らかい歯ブラシ風の磨き方をするといった間違った使い方が
氾濫していることだと思います。
「歯磨きだけでは守れない→歯磨き以上の歯磨き→それは毎月のプロフェッショナル・トゥースク
リーニング」というのが私の持論です。