開放が不可能であるとするならば、その根管は根尖病巣の原因とはなり得ません。
おそらくその1本?

日付、時間:Tue Apr 10 20:15:44 Japan 2001    氏名: きえ   
所在都道府県:兵庫   職 業:その他   年 齢:32歳      性別: female  

質問:
左の第1大臼歯を15年くらい前に治療し神経を取りました。1年前に歯医者へ行った 所将来痛くなる可能性があるのでもう一度治療しましょうと言われ治療していただきました。そ の歯が1カ月前から痛みだし歯医者に行ったところ「3本あった神経のうち2本は掃除出来たが、 後の1本がふさがっていたため出来なかった。おそらくその1本でしょう。」と言われて、 1週間に1〜2回位、すでに7回通っているのですがいまだに痛みが取れません。
これはどういう状態なのでしょうか。

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回答  結論としては、根管治療の技術的な欠陥だろうと推測します。仮に閉鎖して開放が不可能で あるとするならば(器具の破損は別)、その根管は根尖病巣の原因とはなり得ません。すでに 開放したとされる根管にこそ原因が潜んでいるものと思われます。

 根尖病巣は、根管内に貯留した汚物によって発生するものであり、汚物の徹底除去と綿密な 閉鎖によってのみ治癒するものです。現在痛み(炎症)があるということですので、根管内の汚物 除去が不完全かもしくは炎症を惹起させるような薬剤の使用があるかのいずかです。7回通って ダメなものは、この先いくら通っても真の回復は見込めません(ごまかしの回復はあるかも?)。
 速やかな転院をお勧めいたします。

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