日付、時間:Wed Apr 18 8:50:50 Japan 2001
氏名: Y.S.
所在都道府県:東京
職 業:主婦
年 齢:43歳
性別: female
質問:
やっとたどり着きました。歯についてのページ、頼りにしています。
状況1:3月中旬に、左上3の乳歯を抜きました。それに対応する永久歯は八重歯の
形状で、既に出ております。したがって現在歯っ欠け状態です。そこで、矯正歯科に通院して
いて、八重歯を正しい位置に下ろすための矯正を行うための検査をしました。
状況2:永久歯に生え変わる時期に、乳歯が抜けずに歯医者さんで強制的に乳歯を
抜いたのですが、時期が少し遅かったために、歯並びが悪い。そのため、上記の矯正歯科で、
全体の矯正も薦められています。その方法としては、抜歯は行わず、1本1本の歯の横を最大
2ミリ削る(何本の歯を削るかは不明)ことにより、スペースを確保して矯正を行うという方針と
のことです。
歯並びの状況:下左右の2は後ろに引っ込んでいます。上右1、少し引っ込んでいます.。
上左2も少々引っ込んでいます。左下6は、ブリッジです。親知らずは、4本とも既にでていますが、
上左右、下右は抜歯してしまっています。
状況3:歯茎が少々後退していて、歯が長く見えてきています。また、歯全体的に食べ
物がつまります。食中、食後に特に不快感はありませんが、鏡をみると状況1で記述した歯並び
の悪い所(他人から見える部分)には明らかに食物が詰まっています(このことが非常に不快な
ことです)し、歯間ブラシで、歯の間をこすると食べ物がざくざく(といった感じで)出てきます。
状況4:歯周病学会認定医を検索し、その中で一番近いお医者さんに、まずは、歯石
の除去をお願いにいきました。歯茎の状態は色もピンクだし、歯石をとっても出血しないし、比較
的良いと言われました(2001年4月16日)。来週もう一度歯石を取ったら、次は3ヶ月後でいいで
しょうと言われました。
心配していること。
ご意見・ご感想:
豊富な判例、各々に対する回答と、何かと参考になる例が見つかることは、
感動です。これだけのものを作成するとなると、時間がかかって大変だと思いますが、歯に悩むも
のにとっては、とてもとてもありがたいことなので、ぜひ続けていただきたいと思います。
メールアドレス: tkh114@freejpn.com
ホームページURL: http://
歯石の除去については、毎月の方が望ましいとは思いますが保険制度の絡みもあって3か月毎
ならなんとか維持できるのではないかとも思っています。毎日歯を磨いているから50〜60歳まで
くらい維持できているのが現状で、「人生50年と考えた場合、3日に一度の歯磨きでも一生保つ可
能性がある」というのと同じようなものと考えて下さい。「人生80年で、毎月歯石除去を行えば80〜
90歳程度まで歯は保つけれども3か月毎でも大丈夫かも知れない」という認識です。
歯並びの悪いことは歯周病にとって明らかにマイナス要因ですが、それを矯正したから大丈夫
というものではなく、矯正治療中にかえって悪化したという実例もあります。要するに汚れが貯留し
易く、清掃し難いから歯周疾患が進行し易いわけですから清掃(ブラッシングやスケーリング)を強
化することで取り戻すことも可能です。審美的な要素もありますので金額に対する価値については
個人の価値観を優先すべきだと思います。
寝たきりになる時まで、歯を保存できていたとすれば残る数年?は歯ならびに関係なく勢いで
乗り切れると思いますよ。問題はそうなる前のケアです。