体力が勝れば根管の自然閉鎖ということもあり得ます。
根管治療後のさし歯

日付、時間:Wed Apr 18 9:06:31 Japan 2001    氏名:    
所在都道府県:京都   職 業:主婦   年 齢:52歳      性別: female  

質問:
4月18日 上の前歯を差し歯にしたのですが、根の治療の時1本は薬がOKだった のですがもう1本が痛くて 抜いて貰って(薬) 少しずつ軽い薬から入れて貰い、最後に最初の 薬〔消毒薬)でその時は痛みがなかったので 差し歯になったのですが、それが2月6日で今に なって来てから少しずつ痛みがその1本だけあるのですが ほっておいてもなおるのでしょうか?
痛みが無い時もあるのです。

メールアドレス: sasuke19@mbox.kyoto-inet.or.jp   ホームページURL: http://

回答  すぐに治療しなくてはならないかどうかは別にして、その歯はいずれ根尖病巣ができて再治療が 必要になると思います。
 根管治療中に痛みがあったというのは薬の強さとかの問題ではなく、根管内の機械的清掃が 不完全だったということです。今違和感があるということは、それが解消されないまま処置された ということですので通常は根尖病巣に発展すると思います。例外的に、体力が勝れば根管の 自然閉鎖ということもあり得ますので即刻治療を行うかどうかはしばらく保留です。

返信:
即刻 回答して頂き感謝して居ります。で 来週旅行があるので大学病院で見て貰いましたが、 レントゲンは異常がなかったのです。けど 軽くたたいても痛みはあるし 顔を洗う時も時々鼻の 下を押さえると痛みを感じるのです。結論は「激痛が始まってから 治療をしよう」でした。
京都に名医はいないのでしょうか?
で この 痛みは根尖病巣になる前触れの痛みなのでしょうか?
差し歯を後悔してます。し 歯医者を恨んでるのです。毎日 苦痛です。

回答:
 レントゲン的にしっかりした根管充填ということは十分好感の持てる治療です。抜髄すれば問題 なく使えるという誤った認識にも問題があります。現在の医療レベルでは100%を成功に導くのは 不可能です。“抜歯するよりも抜髄すればまだ使える可能性がある”程度の認識が必要です。  それでも違和感があるということですので再治療の可能性は十分あると思います。但しそのため には金属ポストの除去という歯根破折のリスクを伴います。明らかに根管治療の必然性が確認さ れてから治療に踏み切るというのも仕方のない選択だと思います。

 名医というのは何処にでもいらっしゃるとは思いますが、その所在は把握しておりません。また、 レントゲン的に問題のない根管治療というのもなかなかの腕前だと推測いたします。

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