日付、時間:Wed Apr 25 10:07:51 Japan 2001
氏名: ブリッジ
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:45歳
性別: male
質問:
削って痛くなった歯の処置について教えて下さい。問題の歯は第1小臼歯なのですが
ブリッジの土台にする為に随分と削っています。少しずつ削っていたので削り始めた当初は特に
問題はありませんでした。しかしある程度削った時に噛んだら痛い、冷たい物、熱い物がしみる
という症状が(そんなに激しい痛みではありませんでした)1月程続いて何となく治まっていました。
それから実際にブリッジをはめこむ時に更に削ったので、また噛むと痛い、しみるという症状が再
発してしまいました。2週間程でその症状は治まりましたが今は何もしなくても鈍痛を感じてます。
他の質問を拝見すると歯髄炎のようですがもはや抜髄しかないのでしょうか?
アドバイスをお願いいたします。
メールアドレス: takataka@fh.freeserve.ne.jp
ホームページURL: http://
“知覚過敏=歯髄炎”と考えても間違いありません。一度歯髄炎を起こすと、血流量が限られた
空間だけに回復が難しいと言われています。但し、全く回復の見込みがないわけではなく、遅い
ながらも回復の可能性はあります。
お伺いした状況からは、触るたびに炎症がぶり返してはいるものの回復基調を認めますので
回復の可能性はあります。反対に歯髄炎がヒドクなった場合には“夜も寝れない程の痛み”を
伴って歯髄壊死に陥ることが想定されます。今抜髄するのも、歯髄壊死を起こしたのちに感染
根管治療するのも予後は同じようなものですので、できることなら消炎鎮痛剤を服用するなりして
歯髄の消炎に期待をかけた方が得策のように思います。
返信:
アドバイス有難うございました。今日は痛みが少なくなりました、しばらく様子を見ることにします。
今後も夜も眠れないような痛みが無い場合は歯髄壊死は起きてないと考えてよいのでしょうか、
或はそんなに痛みが無くても歯髄壊死になっている事もあるのでしょうか。
宜しくお願いします。
回答:
“夜も眠れないような痛み”は必ずあるわけでもありません。知覚過敏が治まったと思っていても、
実は神経が死んでいたということもあります。その場合は、半年ほど先に根尖病巣として再び症状
を現すことが多いようですが、全て一律に経過するとは限りません。