日付、時間:Wed May 16 4:24:58 Japan 2001
氏名: FM
所在都道府県:東京
職 業:主婦
年 齢:39歳
性別: female
質問:
歯槽膿漏と診断されてから、どこに行くにも歯ブラシを持ち歩き、食後20分以内に
必ず磨くように一生懸命努力してきました。最近では歯茎からの出血もほとんど無くきれいな
ピンク色になってきたので、このまま続ければ大丈夫と思っていました。ところが、先生は、も
うすでにぐらぐらしている歯を救う方法はないので、いずれ近いうちに抜かなければならないと
いいます。
・・悲しすぎて納得できません。月に2回はスケーリングをしてもらいに通院しています
し、歯磨きもとても上手だとほめてもらったのに、なぜ抜歯しなければならないのでしょうか?
ぐらぐらしている歯は上下左右の親知らずの隣の歯4本です。何とか、60歳まで自分の歯でと
思っています。河田先生に一度でも診ていただき、先生からも抜歯しか方法がないという意見
をきくことができれば納得できます。でも僅かでも他の可能性が残されているのでしたら、望み
は捨てたくありません。
東京在住ですので、何回も通うことはできませんが、今後の治療方法についての相談のため
に診察をお願いすることは可能でしょうか?
上下の大臼歯部(特に7番)と下顎前歯部は、唾液腺の開口部に位置しますので歯石が沈着
し易く歯周疾患進行傾向の強いところです。ある一定の範囲内ですと、定期的な歯石除去で驚く
程の現状維持が期待出来ます。また、一定範囲を越えた歯も(例えば今回の7番)、抜髄するこ
とにより意外な延命を得るケースも多く存在します。
一度来院していただいて、現状と将来の予想を把握しておくことは有効かと存じます。資料が
あれば将来の相談にもお答えし易くなります。