日付、時間：Wed Jun 6 21:40:49 Japan 2001 　　 氏名： C.T　　　
所在都道府県：神奈川　　 職　業：主婦 　 年　齢：５３歳　　　 　 性別：　female　　

質問：

1. １０年前から数箇所歯槽膿漏の治療を受ける。２箇所の歯科で歯磨きもOKとのこと
2. ２０年前に虫歯治療で左下４の歯を抜歯、５及び６を削って４の義歯をいれ　１０年毎に合わ なくなり治療　　
3. 最近かみ合わせが悪くなり、歯科に行ったところ、歯槽膿漏が進み、歯磨きの　不備を指摘 され､歯磨きのチェックを受け４の歯のインプラントを薦められている。　右下７、８歯も噛み合わず、 主に左で噛んでいる現状。

メールアドレス： takata-chikayo@msd.biglobe.ne.jp　　 ホームページURL： http://

　インプラントが一般臨床に登場してすでに20年経過しています。 保険適応になっていないこともあって、一般にそれほど普及していないので知名度は今一つみた いですね。また、インプラントを扱っている医院も20％以下ですので何処でも治療が受けられる 状況ではないので、歯科に通っていても名前さえ聞くことがないことも稀ではありません。

　現状のインプラントは成功率95％程度で相当安心して選択できる治療方法だと思います。一般的 なブリッジや入れ歯だって、同じような基準で成功率を試算すれば50％程度かも知れません。ブリッ ジや入れ歯にしても同じことがいえますが、お金さえ出せば快適で長持ちする結果が得られると 思ったら大間違い！
　現在進行形の歯周疾患を可能な限りコントロールする努力が必要です。周囲の歯が余命10年も ないというコントロール状態では、折角高い治療を施しても寿命は周囲の歯と同等かそれ以下に なってしまいます。

　歯磨きだけで歯周疾患がコントロールできると思ったら大間違い。現実に一生懸命頑張った積りで も「まだまだ」と評価されて歯周疾患もそれなりに進行している状況だと思います。何よりも徹底した 歯石除去と継続した歯石除去が必要です。

返信：
１００パーセントではないといいつつもインプラントを強引に進められると益々気後れがしておりました。 御意見有難う御座いました。少し冷静に考えられます。
　もう一度先生のホームパージを参考にして考えます。相談する人がなく考えあぐねておりました。 有難う御座いました。