日付、時間:Tue Jun 12 12:58:19 Japan 2001
氏名: TSIMO
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:25歳
性別: male
質問:
はじめまして。質問をさせてください。右第2大臼歯に虫歯ができて治療にいった際
にレントゲンを撮ってみたところ右第1大臼歯の根本に親指大の黒い陰が大きくありました。現
在通っている先生は抜歯してこの陰の部分の膿をとらないと周りの歯に影響を及ぼすというこ
とで右第1大臼歯の抜歯を行いました。
今後は膿の部分がレントゲンでも完全になくなるまでには3ヶ月はかかるので、それまで抜歯
部分を空洞にするのはよくないとのことで完治する前にはブリッジにて歯をかぶせるということを
いわれました。歯科治療Q&Aを参考にさせていただいた範囲では根尖病巣かと思っています。
既に抜歯してしまった後なのでどうしようもありませんが、今後の対処として行っていくべきこと
をご助言いただければ幸いです。また抜歯して4日経過しますが抜歯部分の腫れがとれないの
で少々心配になってきました。
メールアドレス: web_takeshi@hotmail.com
ホームページURL: http://
抜歯した歯については、根管治療・セパレーション・
ヘミセクションなどまだまだ歯牙保存の手立てがあったようにも
思います。今後の反省および参考にして下さい。
“黒い陰”の原因が根尖病巣であったか、歯根亀裂であったかは定かではありませんが、いず
れ抜歯した歯の何処かに原因があったはずです。その原因を含む歯を除去したわけですから
、炎症部分が大きかったための痛みが多少長引いたとしても必ず治癒します。
レントゲン的に破壊された骨が回復するには9か月、治癒傾向を確認するには3か月ほど
かかります。一方、表面の粘膜の回復は1〜2か月ほどで、通常その時期からブリッジの作成
をはじめます。担当医の説明通りですね。
両臨在歯が健全で「削除が勿体ない」という状況であれば、両臨在歯の傾斜や対合歯の挺出
を防ぐ意味で一旦部分入れ歯にして、約1年骨の回復を待ってインプラ
ントという選択もあります。