日付、時間:Tue Jun 12 20:46:43 Japan 2001
氏名: H.O
所在都道府県:東京
職 業:学生
年 齢:21歳
性別: male
質問:
初めまして。私は最近歯にコンプレックスを持っています。以前、下の歯の右側の
第一小臼歯、第一、第二大臼歯の銀歯をアートグラスに変えました。が、奥の2本の歯はイチ
ゴ食べる時にはしみるし、ピーナッツを食べる時には痛みを感じます。先生に相談すると象牙
に馴染むには時間がかかると言われ、3ヶ月待ちましたがいっこうによくなりません。こう言う
場合どうしたらいいのでしょうか?
またアートグラスを削って新しいものを埋めるべきなのでしょうか?
その時にはやはりまた約二万円払わなければならないのでしょうか(埋めてもらった4日後ぐら
いに歯医者にいき馴染みませんと言ってました)。
そろそろ社会にでる準備をしなければならない年齢になりまして上の歯も白くしようと思い、その
前に自分で歯のことをいろいろ勉強しようと思いまして質問させていただきました。よろしくお願い
します。
ご意見・ご感想:
こういうサイトがあると本当に助かります。
メールアドレス: hohtani@m10.alpha-net.ne.jp
ホームページURL: http://
治療直後の歯は少なからず歯髄炎を起こしてしまいます。歯髄炎が治まるかどうかは1か月〜
2か月程度様子をみないと何ともいえませんし、その間に薬剤塗布などの鎮静を試みます。3か月
経過して治まらないようですのでそろそろ抜髄を含めた再治療を決断しなくてはならない時期です。
保険外治療の費用や後々のフォローも各医院毎に対応が異なりますので一律な回答は出来ませ
ん。常識的には抜髄処置に係わる保険負担は全顎必要ですが、再補綴に掛かる費用は無料もしく
は実費負担という線に治まると思います。
ご意見・ご感想:
次の日に答えていただいて大変嬉しかったです。
回答:
抜髄後の変色は、3年後くらいから目立ち始めて10年くらいするとちょっと見苦しくなります。
そんなことを心配する前に、今後抜髄しなくても済むようにこまめなメインテナンスを心がけて
下さい。
問題の歯は痛みが遠のく可能性はありますが、炎症が治まって痛みが消失したのか歯髄が
死んで痛みが消失したのかの区別がつきにくいはずです。半年・1年経って何事もなければ消炎、
再び痛みが現れれば歯髄壊死から根尖病巣への移行という結論になります。
ご意見・ご感想:
いつもいつもすみません。助かってます。
メールアドレス: hohtani@m10.alpha-net.ne.jp
ホームページURL: http://
私は、どちらも進めません。第一の理由は、何れも保険が効かないからです。審美性に優れた
点は評価しますが、強度的…というか機能的に問題があるからです。
50歳も過ぎればドンドン歯が抜けていく現実を考えれば、一時の審美性に価値観を見出すことが
出来ません。3か月まってダメなものは諦めて抜髄することを(一応)お勧めいたします。大切なことは、
今後抜髄になるような状態まで放置しないためにも、定期的に歯石除去を行って歯周疾患の進行を
阻止することを最優先に考えて、出来るだけ早めにムシ歯などの異常をみつけだして抜髄を回避する
努力を怠らないことだと思います。