質問：８歳の娘ですが、現在上、中切歯２本（側切歯は抜けています）下、中切歯２本、第一 大臼歯上下４本のみ永久歯で他は乳歯です。
永久歯に生え変わる前の噛み合わせが、上下の前歯がぴったりと合った状態で夜寝ているとき の歯ぎしりの為か、上の前歯が半分くらいにすりへっていました。永久歯に生え変わってからのか み合わせの様子は、乳歯の時はぴったりと合っていた前歯が横から見ると少しずつ下の前歯が、 後ろに見えるようになってきました（娘も段々変わってきたと、言っています）。が、前歯が当たる せいか、奥歯の噛み合わせは、少しすいていて、その為、食べ物を奥歯でかむ時は、下の顎を前 にずらしているようです。自然に口を閉じた時は、前歯が当たる状態が、やりやすいと本人は言っ ています。
歯ぎしりは上の前歯（永久歯）が生えてきてからは、また多くなってきて、現在は昼寝の時はしな いのですが、夜は毎日のようにしています。下の中切歯は、左はｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞがあるのに、右は平らで 減っているように見えます。このままではまた乳歯の時のようになってしまうのかと心配です。口の 中の状態がどんどん変わっているので、このまま様子を見てもよいのか、急いで歯科医院へ行った 方が良いのか迷っています。宜しくお願い致します。
ダイナミックに咬合関係の変化が起こる歯牙交換期に起こる歯軋りを抑制する方法はありません。
“下の前歯が後ろに見える”件に関しては、後続永久歯の萠出に押されて所定位置に修まるものと
思われますが、下顎前突や叢生といった歯並びに問題があるかも知れませんので診断だけは正確
に把握しておいた方が安心です。