知覚過敏…歯周疾患進行に伴う歯周組織の炎症と歯髄炎症が原因。
知覚過敏の治療

日付、時間:Thu Jun 21 0:03:02 Japan 2001    氏名: 後藤 豊   
所在都道府県:岐阜   職 業:自由業   年 齢:41歳      性別: male  

質問:
知覚過敏についてですが、以前に、確か歯茎の際を知覚過敏で、何かつめてもらって いたような覚えでした。超音波での歯の清掃でその所がはがれてしまったのか、その時をきっか けでしみるようになってしまいました。
 今はその治療で、フッ素を染み込ませる処置を施してもらっています。自分としては、以前のよ うに染みる部分に何かを詰めるような形で、速く処置できないものかと思っています。今の治療で は時間もかかり、思ったように染みる感じが収まりません。ベストな治療を教えてください。今の 先生には、それなりの考えがおありと思いますが、どのようにお話したらよろしいでしょうか?

メールアドレス: yutaka-g@he.mirai.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  “何かつめて”というのは物理的に刺激を遮断することにより症状を緩和します。患者さんにも 歯科医にも理解し易い方法ですが、これには治療時の刺激によりかえって症状を悪化させると いうリスクと下手な詰め物をして(段差がある)汚れの貯留を助長して根本的な原因である歯周 疾患を悪化させる可能性もあります。また、知覚過敏に対する根本的な解決策ではありません。

 今回の知覚過敏はムシ歯による歯髄炎ではなく、歯周疾患進行に伴う歯周組織の炎症と歯髄 炎症が原因ですので、十分な清掃を行って(これも一時的に症状が悪化)、知覚過敏抑制剤の塗 布により症状を緩和させた後にレジン充填を行うべきだと思います。つまり、現在の行われている 方法がベストな方法だと思います。

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