今後一層歯槽骨破壊が進行することを防ぐための努力が必要です。
臼歯を抜歯

日付、時間:Tue Jul 10 13:07:53 Japan 2001    氏名: Y   
所在都道府県:大阪   職 業:その他   年 齢:33歳      性別: female  

質問:
はじめまして。10日ほど前に右下第6臼歯を抜歯しました。そのときにその歯の 前後の歯肉を切開したのですが、そのため5番と7番の歯根の一部が露出しています。縫 合もしなかったのですが大丈夫でしょうか。そのためか以前より少し歯が動揺しているよう に思います。
 この2本を補綴につかうとのことですが、動揺しているため心配です。今回抜歯した歯は すでに神経もとってあるのですが、虫歯がひどく、根の先に膿の袋があるとのことで抜歯に いたりました。が3本ある歯根の1本がぬけなかったとのことで、これも心配です。痛みは 特にないのですが・・・。
お忙しいところ恐縮ですがご返答よろしくお願いいたします。

ご意見・ご感想:
抜歯のあとのことでいろいろ心配がありますが、過去の質問を拝見して いて納得できることがありました。

メールアドレス: y-maki@ma5.justnet.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  抜歯窩の治癒に関しては問題ないでしょう。「治るように治る」というか、抜歯前の状況に応じて 最終的な治癒形態が決まっていますので心配しても始まらないと同時にそれなりに治癒するもの と思われます。また、残存した根っこも骨内に取り込まれるか自然消滅するはずですので、問題を 起こす確率は非常に低いと思います。

 動揺は不安要素の一つですが、抜歯窩の治癒に伴って回復するものと思われます。また、歯周 疾患進行に伴う動揺であれば、動揺していることに対する心配よりも、今後一層歯槽骨破壊が進行 することを防ぐための努力が必要です。
 6番欠損に対して保険のブリッジを行うのか、保険外のインプラントを選択するかが焦点になります。

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