どうにも成らない末期の歯槽膿漏は50歳過ぎてからです。
歯周病ではありません

日付、時間:Wed Jul 18 18:44:25 Japan 2001    氏名: K・Y   
所在都道府県:京都   職 業:その他   年 齢:23歳      性別: female  

質問:
5月に一度相談させてもらった者です。その節は有り難うございました。今回もよろ しくお願いします。
 私は、去年の4月に歯周病ですと言われました。その理由としては、歯肉が炎症をおこしてい て引き締まっていないというものでした。上45の揺れを訴えるとレントゲンでもグラつくほどまで にはなっていないし、生理的動揺と言われその歯医者では3、4ヶ月ごとの除石とはみがき指導 を受けました。ただ元々根っこが短いらしくその分揺れを感じやすいのかもとの事でした。
 それでも気になって大学病院にも行きましたが、歯肉は見ずレントゲンだけを見て少し歯槽膿 漏ですが進行はストップしています。歯周炎でもないし揺れも生理的動揺と言われました。そして 先週3つ目の病院にいき、初めて歯周ポケットを測ってもらいましたが、ほとんどが2,3ミリで歯 槽骨も破壊されてないし歯周病ではありません。と言われました。でも歯茎は昔から赤くよくムズ ムズしていて、歯と歯の間の歯肉は丸まってすき間もあいていて決してキレイな歯茎ではありませ ん。その事も聞いてみましたが年と共に歯肉はやせてくるものであなたの場合病的な事でや せてる訳じゃないから気にしなくても良いと言われました。
 私は昔からよく虫歯でもないのに歯が痛んでは歯医者に行き原因がわからず先生を困らせたり (結局一時的なものですぐ治まるんですけど)病気の時には歯茎が赤く腫れたりとなにかと歯や歯 茎に現れる方なんですがこの揺れも歯肉の状態もそんなに気にしない方がいいのでしょうか。
 それと結局私は歯周病ではないんでしょうか。最近まで通っていた最初の歯医者では私は最後ま で歯周病患者でした。この文だけではわかりにくいかもしれませんがよろしくお願いします。もちろん 毎月の除石はしていくつもりですがどこでも毎月は取りすぎ、3,4ヶ月ぐらいでいいと言われてし まいます。最後に長くなってしまってすみませんです。

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回答  “歳をとれば歯は無くなるもの”“50歳までは歯があったけどさすがに60歳になれば歯無し”という 一般的な常識からすれば何ら深刻に考える必要のない話かも知れません。“年と共に歯肉はやせ てくるもので…”の延長は60歳過ぎれば総入れ歯です。
 確かにどうにも成らない末期の歯槽膿漏は50歳過ぎてからですが、歯を支えている歯槽骨の破壊 は歯牙萠出の止まった時点から始まることを思えば、あなたに限らず人類皆歯周病患者です。その 意味では、間違いなくあなたも歯周病患者です。おそらく、30歳や40歳で入れ歯になるような状態で はないという診断のようですね。

 “毎月は取りすぎ”に対して私は反論したい…「1日に3回・5回磨くよりも毎月の歯石除去を!」
“歳をとれば歯は無くなるもの”と信じている歯科医の診断よりも、“歯周病ではない”という気休めの 診断を与えてくれる歯科医よりも…診断面名はともかく確実に訪れる歯周疾患末期を延期させる 手立てを講じる方が得策だと思います。

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