咬合低位顎関節症とは、急激な咬合低位によって引き起こされるもの。
マウスピース

日付、時間:Tue Jul 31 17:22:36 Japan 2001    氏名: さかな   
所在都道府県:東京   職 業:会社員   年 齢:33歳      性別: female  

質問:
10年ほど前からあごの開閉時にがくがく音がするようになり、痛みはなかったものの、 かっこ悪くて困っていました。親知らずがはえたからそうなったのかと思っていました(今は4本と も親知らずはぬきました)。
 先日歯科治療を受けた際、歯軋りが原因で歯が磨り減っているといわれました。犬歯などはま ったいらになってしまっています。これが原因でかみあわせが低くなり、顎関節症になっているの ではないかとの診断です。歯が平らになったのは、あまりキオクにないのですが、最近だと思わ れるので別の原因だとは思いますが、どちらにしてもこれ以上歯が磨り減ったりあごの開閉に 支障がでるのも困りますし、いまでは痛みもあるのでマウスピースを作ろうということになりました。 どれくらいの期間つけているものなのかきいたところ、歯軋りは夜やっているだろうから夜中だけ にして当面つけてくださいとのことだったのですが通常何ヶ月くらいつけていればいいものでしょう?
寝ているときにつけて息苦しくなったりしないのでしょうか?
また、マウスピースをすると総じて出歯になるときいたのですが、もともと歯茎が前にでているので、 これで歯がでてきたらほんとうに出っ歯になってしまいます。そういうものなのでしょうか?
アドバイスをお願いします。

メールアドレス: raine999@hotmail.com   ホームページURL: http://

回答  (~ヘ~;)ウーン  /(-_-)ヽ コマッター  何とお答えしましょうか
考え方がことごとく異なっている上に、今の治療方針を明確に否定するだけの知識がありません。

 マウスピースは矯正的な力が働くこともありますので、出っ歯になる可能性があることは事実で しょう。歯軋りの原因は気に入らないかみ合わせをすり減らして快適に 過ごすための行為だという認識です。歯軋りを止めるには、歯軋りをしている部位を人為的に削って 歯軋りをしなくて済むようにすることが根本的な治療方法だと認識しています。
 咬合低位による顎関節症とは、大量の歯牙喪失や大量の歯科治療による急激な咬合低位によって 引き起こされるもので、歯軋りごとき緩慢な磨り減りによって引き起こされることはないと思っています。 元々 顎関節の変形 があって顎関節に異常があれば、過度な歯軋りが 顎関節の機械的な損傷を招き症状を悪化させることは十分考えられますが、関節雑音を特別視して 咬合をいじることには反対の立場です。

  マウスピース というのは2,3ヶ月から1年で効果が出てくると言われ ていますが、噛み合わせが悪くなる とか舌がし びれる? 耳が痛い など様々な障害を起こす可能性もあります。 他人に迷惑をかけないためにという短期的な抑制効果はあるように思いますが、決して根本的な 解決策でないという認識から歯軋り治療には使った経験がない(咬合低位の改善には使います)の で適切な回答が出来ません。

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