歯肉退縮の原因は、歯を支える周囲骨の破壊。
歯が長く見える

日付、時間:Tue Aug 7 8:36:27 Japan 2001    氏名: Y.K   
所在都道府県:愛知   職 業:会社員   年 齢:22歳      性別: male  

質問:
初めて質問させていただきます。最近前歯の歯茎が下がってきて歯が長く見える ようになってきました特に犬歯が長く見えてこのままいったら抜けるんじゃないかとかなり 心配してストレスがたまっています。
 前歯医者で歯茎が炎症を起こしてと言われて歯磨きの仕方を教えてもらったのですがそのと きかなり強く磨いていて歯ブラシが血だらけになっていましたが、そんなに強く磨いて歯茎は痛ま ないんでしょうか?

メールアドレス: katoyuu1@ylw.mmtr.or.jp   ホームページURL: http://

回答  「そんなに気にしなくって大丈夫」と言いたい気持ちもあります。事実10年やそこらでは何ら 大崩することはないでしょう。しかし、歯肉退縮の原因は、歯を支える周囲骨の破壊ですから その延長線上に歯牙動揺→脱落は必ず存在します。しかも気になる前歯よりも大臼歯部で はもっとその破壊が進行しつつあると思います。
 その速度が平均より速いかどうかは分かりませんが、平均的に“50歳までは歯があったが、 そこから先は毎年1本づつ喪失”という現実を認識していただきたいと思います。

 “歯ブラシが血だらけ”ということはそこに炎症が存在するからで、炎症の原因は歯石であった り汚れです。歯石や汚れを徹底排除すれば炎症は治まりますので出血もなくなります。そののち に再び歯石や汚れが着かないように歯ブラシを徹底すべきです。
 血まみれになって歯磨きをしても、それで汚れが取れれば歯肉は回復し良好な結果を招きます が、取れなければ何時までも血まみれで涙物語になってしまいます。それよりもスケーリングなど により効率良く汚れをとったあとに徹底的な歯磨きをする方が良策だと思います。

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