歯髄の状態はレントゲンではほとんど診断不能→臨床症状が決め手!
歯髄壊死

日付、時間:Sun Jun 27 19:32:53 Japan 1999    氏名: paku   
所在都道府県:兵庫   職 業:会社員   年 齢:31歳      性別: female  

質問:
1ヶ月前より左前歯がしみだし、歯医者に参りました。そこで三週間前レントゲン も撮り、歯に異常は見られませんでした。歯垢をとってもらって「虫歯もなく、歯並びもいいし、かみ 合わせもよい」といわれました。
ところが、先週から前歯の歯茎全体が浮いたような痛さに襲われ、周りには肩こりだろうと言われま したが、2,3日前から右の前歯の歯茎が脈打つ痛さになり、何もしてなくても 痛く、冷たいもの、暖かいものを飲んでもうずきます。風邪があたるだけで痛いです。
12年前に同じようなことが起き、右の前歯の神経をぬかれまして(先日のレントゲンで気づいた、 当時歯医者より説明がなかった)どうしても左の歯も神経を抜くのは避けたい、もちろん歯を抜く なんて考えられない。これは単に肩こりなのでしょうか?
三週間前のレントゲンでは何もなくこんなに痛みがあるものなのでしょうか?是非、ご回答下さい。

メールアドレス: paku@yo.rim.or.jp   ホームページURL: http://

回答  原因は、ほぼ間違いなく該当歯の“歯髄炎末期”です。
かつて、レジンを詰めるなどの治療経験はありませんか? おそらくそこから二次カリエスが進行 して歯髄炎が起こったものと思われます。処置としては、不本意ですが“抜髄”です。 このまま放置しておくと、いずれ神経が完全に腐って痛みは一旦なくなりますが、半年ほど先に 根尖病巣となって再び痛みがでてきます。その時点ですとレントゲン的にも明らかな陰影像が 確認できますが、反対に今レトゲンを撮影しても(三週間前も同じ)確認は困難です。症状と経過 から判断するしか診断方法がありません。
このようなケースで、原因不明とか顔面神経痛の診断で大学病院送りとなった症例を少なからず 経験します。抜髄を決断するドクターにとっても「エイ、ヤー!}といった思いっきりが必要ですので 治療に際しては十分なご理解を頂きたく存じます。

 肩こりと歯の痛みの関係についてはほとんど関係ないと思います。

返信:
ご回答ありがとうございました。 今日腹をくくって歯医者に行ってきます。ありがとうございました。

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