日付、時間:Mon Jun 28 14:15:26 Japan 1999
氏名: 悩んでいます。
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:25歳
性別: female
質問:
2.3年前から、歯茎がはれたりしみたりするので、歯医者に通っていました。
ただ、薬を塗ってもらったり歯垢を取ってもらっても、あまり効果があらわれなかったので、
何本かは、すこし歯を削って、歯に似たものをつめてもらっていました。
しかし、3ヶ月ほど前にそのつめものがとれ、再び歯医者にいって、また削って、つめてもらってから、
状態がおかしくなってしまいました。以前よりもしみるようになり、痛みまで感じるようになった
のです。
1ヶ月ほど治療をしたのですが、いたみはひかず、結局、歯の神経をぬく事になりました。
これで楽になると思っていたのですが、神経を抜いてからも症状が思わしくありません。
前よりは、しみなくなったのですが、今度は、歯が響くようになってしまいました。
かみ合わせをかえてもらったりしたのですが、神経を抜いてから一ヶ月経っても、まだ、痛みが
残ります。
結局、その歯医者自体に疑問を持ってしまったので、今は、別の歯医者で神経の掃除をしてもらって
いますが、これで治るのかが、不安です。長い痛みのせいか、いまは、他の歯茎もいたくなってしまい、
どこが痛いのか、わからなくなるほどです。歯は、時間をかけて丁寧に磨いていますが、歯茎は後退
しているようです。できれば、もう歯をけずったり、神経を抜いたりは、したくありません。
このまま、治療を続けていってようのでしょうか?
3ヵ月前の治療以降、“歯髄炎”に進展したものと思われます。処置とすれば、“抜髄”やむなし
ですが、抜髄操作がまずかったかな? 「抜髄して滲みなくなったけど、根尖病巣ができて、
響くようになった」と解釈します。
今の歯医者さんの腕前がどうかはわかりませんが、転医して正解ですね。いずれの場合も、
一回の治療で治すのが理想なんですが…、色々なケースがありますので一概にはいえません。
(私ならおそらく?必ず? (^^ゞ ちょっと苦しいかなぁ)
歯茎の問題は別問題です。月に一度メインテナンスを行う習慣を身につければ、今以上の
進行を最小限に留めることが可能です。
返信:
回答、ありがとうございました。これからは、前向きに治療に取り組んで行こうと思います。
ただ、根っこの掃除をしてもらうと、2.3にちは治療前よりも歯が響いて痛むのですが、
やはりこの治療は、続けるべきなのでしょうか?
ストレスなどで歯茎が痛むなんてことは、あるのでしょうか?
その場合は、時間が経てば、治るものなんでしょうか?よろしければ、教えて下さい。
回答:
下手につついても痛みますが、丁寧に治療すればするほど?つまり根管内の汚物を
出来るだけ全て取り去ろうとすれば、どうしても根管の外に刺激が加わります。
ポイントは、如何に根管内を綺麗にするかです。根管内の汚物が根管外に押し出されれば
どうしても一時的に炎症が激しくなりますので、“術後痛”として痛みます。
押し出された汚物は遠からず吸収されますので、根管内が綺麗で、綿密に封鎖されて
いれば何れ治ります。ただ、治療が完璧かどうかは文面からだけでは判断しかねます。
“ ストレス”は病気の原因ではありませんが、病状を左右する
働きはあります。歯茎に痛みを発する原因がなければ、いくらストレスが溜まって抵抗力が
落ちても腫れたり痛んだりしません。現に今も、他の場所は痛まないわけですから。
質問:
前回,神経を抜いた歯の調子がよくないと質問させていただいたものです.
今通っている歯医者では,また,根っこの掃除をしてもらっています.超音波(でいいんですかね)
のようなもので,かなり時間をかけて,根っこをきれいにしてもらっているのですが,いっこうに
痛みが引きません.この間治療したときは,「神経の穴が二本あいていてその間がどうやら
汚れていたので,少し削って,きれいにしました.」と,説明していただいたのですが,脈を打つ
ような痛みが,まだあります.かみ合わせると,響きます.治療をしていくと,歯がどんどん削
られてしまいそうで恐いです.
ただ,神経を抜いてからすでに2ヶ月たつのに痛みがひかないというのは,何か他の病気なので
しょうか?主治医の先生に聞いたら,いろいろなケ−スがあるけれど,神経の痛みは,治療して
すぐに治るものではないので長くかかる,といわれました.でも,一体いつになったら痛みが引く
のだろうと考えると,かなり落ち込んでしまいます.
いまは,あまり気にしないようにしようと思っているのですが...自分でできる治療方法とかは,
ないのでしょうか?何度もすみませんが,何かアドバイスがあれば,教えて下さい.
回答:
根管の清掃・根管形成がうまくいかないようですね。歯種は何ですか(場所)?
歯種によって特有の難症例があります。文章からは、上顎の4番(犬歯の後ろ)くらいかなと
想像するのですが…。「神経の穴が二本あいていてその間がどうやら汚れていた」とのことです
ので板状根管(ばんじょうこんかん)で、通常の器材では完全に除去できないという可能性もあります。
「神経の痛みは,治療してすぐに治るものではないので長くかかる」というよりも、完璧な治療
ができた段階で治ります。その完璧な治療が1日で終わるのか数回かかるのか?
これは、腕と経験、そして歯の状態によって異なります。かなり丁寧な治療をしているようですので、
よほど腕が悪いのか、難症例なのか、実際の状況を診ていないので分かりません。
根管治療の評判の良い先生か、大学病院で治療してもらうのがベターな方法だと思います。
“自分でできる治療方法とか”はありません。間違いのない歯科医を選ぶことが先決です。
また、あくまでも局所の問題ですので、“何か他の病気”を疑う必要はないように思います。
ご意見・ご感想:
お返事、ありがとうございました。神経の治療をしている歯は、上の歯の
左奥から5番目の歯(犬歯?)です。主治医の先生は、とても熱心で、詳しく説明もしてくださる
のですが、とても若そうなので(推定年齢30歳くらい?)確かに経験的には、浅いのかも...?
もう2.3回通ってみても改善されないようなら、歯医者をまた変えてみたほうがよいのかも、ですね。
もし先生の知っていらっしゃる歯医者で良い歯医者が丸の内内(もしくは地下鉄範囲内)にあれば、
よろしければ教えて下さい。今の治療が終わったら、歯茎を調子を整えて下の歯を矯正しようかと
考えています。
ところで、先生のホ−ムペ−ジは、本当にすばらしいですね。私もいずれ医療に関わる仕事をして、
先生のようなホ−ムペ−ジを開く事が夢です。お体に気をつけて、頑張って下さい。
回答:
親知らずから数えると第一小臼歯、親知らずがなければ犬歯。犬歯にも、稀に2根管はありますが、
おそらく第一小臼歯の方でしょうね。根管治療でてこずってらっしゃる方が多いのに驚いています。
個人の医院では、特にお勧めの医院は知りません。時間がかかりますが、最終はやはり大学病院
です。