膿を出すのは一時的な消炎効果だけ。
根尖病巣?

日付、時間:2001年12月4日 18:14   氏名:kenntaro  
所在都道府県:東京   職 業:会社員   年 齢:22歳      性別: male  

質問:
  8年ほど前上左の1の歯が虫歯になり、治療した際、神経をとったのですが、側切歯2の 上の歯茎に直径1ミり程度の吹き出物ができ、一度膿んでしまいました。
膿を取った後、その時出来た吹き出物が治療後少ししてからまた出来てしまいそのまま現在 に至ります。
これはこのままほっといても大丈夫なのでしょうか。

回答  抜髄した歯と少し位置がズレているようですが、原因はおそらく抜髄時の根管治療不備の ようですね。折角きれいに歯髄を除去してもあとの閉鎖(根管充填)が完璧でなければ汚物 が貯留して根尖部に病巣(根尖病巣)を作ってしまいます。

 膿を出すのは一時的な消炎効果だけで、腐敗した根管内の清掃を行わない限り何回でも排膿 を繰り返しますし、病巣も徐々に大きくなってしまいます。病巣の大きさに関わらず、改めて 完璧な根管治療を行えば治癒しますので特別大慌てをする必要もありませんが、あまり長々と 放置しておくと周囲の歯を巻き添えにしてしまうリスクがあります。
 それにあまり大きくなりすぎると、根管治療の下手な歯医者に抜歯の口実を与えてしまい ますのでなるべく早めに治療した方がよさそうですね。

 1番の根管治療に問題がなく、本当に2番が腫れているとするならば、それはそれで本当の 原因を追求して何らかの対処が必要です。

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