親知らずの使い道は個々の状況を総合的に考えて判断すべきこと。
親知らずの使い道

日付、時間:2001年12月5日 13:23   氏名:前田  
所在都道府県:福島   職 業:会社員   年 齢:23歳      性別: female  

質問:
  10月23日に『若年性歯周病』とリンパの腫れ、開口障害の事を質問 させて頂いた者です。
その後、顎がクローズドロックになってしまいました。しかし病院に行った翌日には何の支障 もなく開きました。その1週間は一日中装着。今は就寝時だけマウスピースを付けています。 今のところ、先生は顎に関しての治療は特別なさらないようで、こちらで顎関節症の治療は 慎重に と目にしていた私は安心しました。

 そこでですが、私には上顎に親知らずが残っています。先生に、それを抜くのは?と尋ねた ところ、歯周病がひどいので1本でも多くとっておく(自家移植に使えるかもしれない)との 意見でした。
それと、上右1(中切歯)は差し歯にしています。これは初めに動揺が始まった歯で、これ が歯髄炎を起こした事で歯科に通い始めたのですが。あまり調子が良くなく膿が出ています。 先生も本当はここもFOPをした方がいいんだろうけど、隙間が出来すぎる。前なので気になる だろうから という事でされず、歯石除去と消毒でやっていこうという事です。やはり他に 方法はないのでしょうか?
色々な考え方があるとは思いますが、親知らずと前歯の件、先生の意見はどうですか?
お聞かせて頂きたいのですが。

回答  顎関節症・歯周病と色々悩みがありますね。
まず第一に同様のある1番ですが、根管治療不備による根尖病巣(典型的な丸い病巣がないに しても)が疑われますので、その歯はFOP(歯周疾患手術)以前に根管治療が必要ではないでし ょうか。逆にFOPや根尖部の手術は不必要というか、かえってと悪い思います。
 また全体的な歯周疾患に関して、未だ23歳ですので定期的な歯石除去を継続すれば、完全に と言っても過言でないくらい歯周疾患の進行を抑制することが可能です。おそらく担当されて いる先生もその効果をご存知ないと思います。

 親知らずの使い道ねぇ。これは個々の状況を総合的に考えて判断すべきことで、簡単には 答えられません。スケーリングだけでしっかりコントロールできる自信があれば、手前の歯 を巻き添えにする親知らずは早期に抜歯すべきです。また、早く使い物にならなくなる親知 らずが移植の対象になるようなコントロールの仕方も問題ありますが、仮に移植しても5年 の寿命ですから残すことにはついつい否定的になってしまいます。
 とは言っても、実際に担当される先生の価値観や力量にお任せしなくてはいけないかも知れ ません。

返信:2001年12月7日 16:43
12月5日に『親知らずの使い道』の質問したものです。ご意見有難うございました。
 おっしゃるように色々と悩みが多いのですが、有難いことに担当の先生は『歯を残そう』 『頑張っていこう』と根気よく診てくださってます。しかしやはり医学知識のない私にとっ ては、一人の先生の言葉のみを信じるのも不安でお尋ねさせて頂きました。
また疑問が湧いてくるかもしれませんが、その時はご意見お聞かせ下さい。有難うございまし た。

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