日付、時間:2001年12月25日 0:58
氏名:あしだ かおる
所在都道府県:東京
職 業:その他
年 齢:27歳
性別: female
質問:
こんにちは。27才女性です。今年の6月にやっと矯正が終わりました。今はリテイナーをし
ています。ところで、歯並びが良くなったのはいいのですが、左前歯1、2が神経がなく黒
ずんでしまっています。結構目立ちます。
そして他の歯も黄ばんできていますので、矯正歯科に紹介された審美歯科に通うことにな
りました。まずそこの先生の提案としては、レーザーのホワイトニングで全体を白くする。
それから、その色具合を見て、差し歯を入れるということでした。ただ、左前歯1,2を差
し歯にすると真ん中半分から別れてしまうため、右前歯1,2(有髄歯)も差し歯にしたほ
うが審美的にも綺麗に仕上がるということでした。
あと、前歯の形もあまり良い方ではないので(大きくて丸みをおびています)、そちらも
変えたほうがいいとおっしゃっていました。ただ、私の心配としては、
“歯の長持ち”と審美歯科とは相いれないものがあります。最終的には周囲の状況と本人の
価値観によって治療方針は異なります。歯の漂白自体も歯を傷めますが、それにより余計な
補綴を免れるのであれば価値もありますが、今回の選択は余りにも審美に偏りすぎているように
思います。
確かに上顎中切歯の色調は他の歯以上に目立ちます。できることであれば中切歯2本は同時期
に同じ材質で補綴するように心がけることも大切です。その場合でも2番まで揃えることはちょ
っと行き過ぎではないでしょうか。また少々の違いは覚悟の上で患歯のみの治療にとどめる方向
も十分検討の余地があるように思います。“気にすれば気になる”程度の違いだと思いますよ。