日付、時間:2002年1月15日 22:26
氏名:an
所在都道府県:長野
職 業:主婦
年 齢:24歳
性別: female
質問:
3年前に治療した1番の歯ですが、治療した直後からたまにジワーッと圧迫されたように
痛くなるときがあって、気になる程度だったのですが、最近裏の詰めた部分の境目が茶色く
なっているのに気づきました。水もお湯もしみないのですが、これはもう虫歯になって
いるのでしょうか?
神経はまだあるのですが、今度また治療するとなると、神経をぬくことになる気がするので
ちょっと恐いです。
もう一つ別の歯のことですが、半年前に根管治療した下顎6番が最近叩くと響いたり水が
しみたりしています。喉のあたりもどんより痛くなります。この歯は一本だけすごーく治療
中痛い根っこがあり、治療後1・2時間は痛さがつづいてました。今になっておかしくなっ
たのはこのことが関係があるのでしょうか?
“神経をぬくことになる”可能性はありますね。かといっていたずらに治療を遅らせれば
抜髄は必至ですし、可能性とすれば今なら抜髄を回避できるかも知れません。抜髄になるか
否かは、中の状況によって決まりますので悩んでいても始まりません。
大切なことは、的確な抜髄をしてくれる歯科医に処置を委ねることです。半年前に根管治
療したの予後が悪いようですが、同じ歯科医ですと同じ過ちを繰り返す可能性が高いように
思います。簡単なことではありませんが、“的確な根管治療を施してくれる歯科医”を真剣
に探す方が先決です。
また今後の教訓としては、できるだけ抜髄に至らぬよう定期的な検診(および歯石除去)
を行って歯周疾患をコントロールすると同時に早期治療により抜髄を減らす努力が必要です。
下顎6番との関連はわかりませんが、何れの歯も的確な治療を早めに行うことをお勧めいた
します。
もう一つ質問ですが、虫歯になりやすい体質となりにくい体質ってあるのですか?
そしてこれは子供に遺伝するのでしょうか?
回答:
レジンには光重合型レジンと化学重合型レジンとがありますのが、操作性の違いだけ
で治療効果にはほとんど関係ないものと認識しております。切削時の刺激により一時的な
歯髄炎が起こっているようですが、これが回復するかどうかは全く分かりません。
虫歯になりやすい体質というのはあります。歯質の違い、生活習慣などが関係している
と思いますが、これらは間違いなく遺伝するものと認識しています。