アレルギーとの関連に関しては、絶対不利であることは間違いありません。
アレルギー体質

日付、時間:2002年4月17日 19:46   氏名:   シカゴ  
所在都道府県: 神奈川   職 業: 主婦   年 齢: 34歳      性別: female  

インプラント 質問:
 現在、左上6番7番が欠損の為、部分入れ歯(片側のみ、クラスプは犬歯まで)をしていま す。将来的に妊娠することを考慮に入れ、現在は部分入れ歯を選択しています。また主治医の 先生がインプラントに大反対な故、質問することができませんので、河田先生に教えて頂きた い事があります。
 インプラントを2本植立するのではなく、6番にインプラントを1本植立し、7番をブリッ ジでダミーの歯をつなげるという方法はできるのでしょうか?私は、さまざまな物質にアレル ギー反応を起こしやすい体質なので、植立本数を少なくする事で少しでもリスク回避できない ものかと考えてみました。現在金属アレルギー検査はまだ未検査ですが、インプラントを選択 肢として視野にいれた段階で、きちんと検査を実施し、自分にとってのインプラントの安全性 を納得した上で治療したいと思います。

ご意見:
 左上6番は10年前に会社上司の紹介で初めて伺った歯医者で、いきなり抜歯されました。 私の勤務先と独身であることを確認した上で、院長先生筆頭に6〜7人の先生が診察台をかこ み、院長先生が「あなたの歯は抜歯しないとだめだ。」といきなり発言し、まわりの先生方も 「そうです、院長」とみんなが繰り返していました。
 「初めてきたので、今日は」と反論したのですが「これだけの先生が抜歯しなきゃだめとい うのに、治療しないのか?」といわれ、まだ私も若かったので雰囲気に圧倒され、抜歯してし まいました。その後、ブリッジの値段を聞き、途方にくれました。しかしながら他の選択肢が 示されなかった為、治療しました。歯磨きしているにも係わらずブリッジ箇所から悪臭がし、 自発痛があったので、再院したところ「あなたの歯磨きのしかたが悪い」と一喝されてしまい ました。その後、ブリッジ箇所に自発痛があったりしたのですが、私の歯磨きが悪いんだと思 い込み、一生懸命歯磨きをして過ごしてきました。
 7番の自発痛に耐えかね、知り合いの歯医者に転院しました。レントゲン撮影後、「一般的 な治療では歯の根に薬を完全に充填するのだが、あなたの根は薬が半分しか入ってない」と言 われました。歯根破折の恐れがあるので、ブリッジを外さないと最終判断ができないと言われ、 私自身、納得して一時間かけて外して頂きました。すると、驚いた事に歯の土台からボルトが 出てきました。院長含め3人の先生の診断で、どうやらブリッジを被せる前、治療中に歯根歯 折をし、ボルトで固定させたたのではないか?という診断でした。そうでなければ、普通の治 療でこんなボルトは入れることはありえない、との事でした。薬が完全充填されていなかった 為、根に膿みがたまった状態になっていました。転院先の先生が、丁寧な何回もの根管洗浄、 歯折部分の接着でなんとか歯を残そうとして下さったのですが、歯折部分から充填する薬が流 れてしまい、完全に膿みを取り除くことができませんでした。痛みが消えず、「先生のこのま ま、歯を残していても何一ついいことはありません。」との診断で私自身納得して抜歯して頂 きました。
 10年前、治療時に歯根破折された事は当時の歯医者から説明はなく、悪臭、自発痛がでて その歯医者に再院してるときでさえ、私の歯磨きが悪いと一方的に責任を転嫁されていた事が かなりショックでした。後で分かった話ですが、複数の独身会社同僚はその歯医者で抜歯され ブリッジにされてました。ただ、既婚者は、初日に抜歯ということはなかったようです。また、 この歯医者で奥歯を金属の冠で被せる日に、技工士の方とアシスタントの人が診察台の近い場所 で「金歯だ金歯」とせせら笑っているのが聞こえてとても悲しい思いもしました。悲しい思いを して、歯医者不信になってしまうのは私一人で十分です。この文書の公開、非公開は一向に、構 いませんが、「歯医者選び」及び「抜歯した歯は二度と戻らない」ことの重要性を再度全国の方 に教えて頂ければ幸いです。

回答  現在、一般向けの執筆話も進行中で皆様から頂いたご意見を参考に少しでも不幸や不信が改善 されるよう努力させていただきます。貴重なご意見…不幸なドキュメント…に新たな闘志が加わ りました。

 ご質問の件ですが、まず第一に上顎臼歯部は骨量が少なくインプラントそのものが物理的に 不可能なケースが多い(約80%)ことを認識して下さい。上顎6・7部に十分な骨量があるも のとしてアレルギーおよび物理的強度とリスクに関してお話させていただきます。

 インプラント(人工歯根)はあくまでも代用歯根であって強度的に天然歯に勝る存在ではあり ません。健全な歯根を前提としたブリッジ設計でも過剰負担の懸念される設計は絶対禁忌と考え るのが妥当な選択です。基本的には1本のインプラントに1本の歯が限界です。また出来ること であれば天然歯との連結は避けるべきだと思います。但し例外は絶対不可かと申しますと、結構 何事もなく使えることが多いのも事実です。但しその例外を前提とした設計は如何にチャレンジ 精神の旺盛な私でも敬遠いたします。6番に1本しか植えないのであれば、6番1本の設計に とどめるべきであって、決して7番まで延長することは力学的に無謀としか思えません。

 アレルギーとの関連に関しては、絶対不利であることは間違いありません。適切な術前検査が あるかどうかも定かではありませんが、“やってみなければ分からない”というのが現実では ないでしょうか。実際の成功率の違いは95%と90%程度だと思います。
 先日糖尿病の患者さんに対して(成功率はおそらくアレルギーと同様かそれ以下)に対して、 植立を7万5000円(通常は10万円)にするからダメでも文句なしということで植立しました。 結果は勿論大丈夫でしたが、余り気乗りのする話ではありません。インプラント限界を知る術者 にとっては、手間・暇出費はともかくダメなら除去すれば元の状態に回復するという安心感があ ります。一方患者さんにとっては夢が途切れるだけでなく、痛い思いと金銭的な出費がのしかか ってきます。その中間的な折り合いでの賭けという感じですね。保険が効いてもっと安い金額な らもっと折り合いがつきやすい選択だったと思います。
 適切な術前検査の確立されていない現状では、現実的な対応であったようにも思います。そん な感覚からすれば、6・7に2本植立して、6がダメならD6Fブリッジ。7がダメなら6番 1本だけ回復、勿論両方OKなら大正解という選択がベストではないでしょうか。ちなみに、 上手くいった糖尿病の患者さんも、上部構造は正規の10万円(トータル175000円)をいただく 予定です。

 おそらく金額的な違いもありますので、同じ土俵では考えられないかも知れませんが、中途 半端な設計は止めるべきだと思います。それと、メインテナンスを徹底して同じ不幸を繰りか えさないような努力を期待いたします。


返信:2002年4月18日 10:22
 お早うございます、そして早速のお返事をありがとうございます。
インプラントは、私には無理そうですね。将来的に医学が進歩し、新たな代替医療が生まれ ることを期待します。

私の不幸なドキュメントは嘘偽りなく、紛れも無い事実です。この歯医者さんは、現在も、 東京都でかなり手広く経営をなさってます。ただ、患者は歯医者さんを選べる事ができるの で、不幸が繰り返されないよう願ってやみません。

追伸:夜遅くまでお仕事をされておられるようですね。健康には十分に気をつけて下さい。

 

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