一時的な急性炎症に対して膿を出すのは有効な手段です。
虫歯はなさそう?

日付、時間:2002年5月21日 22:36   氏名:   KM  
所在都道府県: 埼玉   職 業: 主婦   年 齢: 33歳      性別: female  

質問:
 約2ヶ月前くらいから右下5番(第2小臼歯)がしみるようになり1ヶ月前に歯医者に行った所 レントゲンで見た限り虫歯はなさそうだという事でした。知覚過敏の可能性もあるという事で歯に 薬を塗ってもらってこれで様子を見るようにと言われました。その後しみる事はなくなったのです が2〜3日前からまた冷たい物に反応してしみるようになりました。
薬がとれてしまったのではないかと思うのですがこのまま様子を見ていいものかまた薬を塗って もらった方がいいのか悩んでいます。この歯は5年前に治療済みで真ん中を削って詰めてあります。 虫歯ではなくても詰めてあるものが古くなったり隙間ができたりしてもしみたりすると聞きました。 このまま様子をみて下さいと言われたのですが問題がない場合はそのうちしみなくなるものなので しょうか?
冷たい物を食べたりうがいをする時以外は何ともないのでそのままにしていますがいつまで様子を みていいものなのでしょうか?
以前歯の痛みでかなり辛い思いをしているのでこのままほうっておいてある日突然激痛に襲われる のではないかと毎日不安です。

  回答
 年齢的にも歯周疾患進行に伴う象牙質知覚過敏症であっても不思議ではありません。そうであると するならば、薬物塗布も結構ですが、根本的な治療である歯周疾患のコントロール(歯石除去)が 必要です。薬の効き目云々よりも歯周疾患による炎症が引き続き起こっていると考えられます。

 また一方で、二次カリエスによる歯髄炎の可能性も強く感じられます。その場合は、懸念されて いる事態に発展する可能性は十分考えられます。おそらく明らかなムシ歯の進行は確認できない状 態だと思われますので、まず歯石除去を始めとした歯周疾患処置及び知覚過敏処置を行い、経過を みて抜髄に踏み切る機会を伺う姿勢が必要でと判断いたします。

 

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