何を選んでも、それなりのリスクはあります。
負担の少ない欠損補綴

日付、時間:2002年5月28日 2:38   氏名:   もぐ  
所在都道府県: 東京   職 業: 主婦   年 齢: 30歳      性別: female  

質問:
 質問させていただきます。私は右の側切歯が中に生えてしまい高校時代に抜歯しました。最近 転んで右中切歯を折ってしまいました。しかも抜歯となってしまいました。
 そこで考えたのですが右は側切歯がないので<後ろに生えたので>犬歯が飛び出なかったのです が左は見事に飛び出しています。これを矯正で直す方法として左1、2を真ん中に寄せ2の側切歯を スコシ形調整し左犬歯を歯列に納めるとうのはどういうものでしょうか?
なんだかわかりにくいかと思われますが抜いた後ブリッジにするより歯にとって負担が少ないと考 えたのですが、悩みの犬歯も解決するいい方法かなと考えましたが先生のお話おきかせください。

感想:
いつもたいへん参考にさせていただいています。 回答
 一般的な方法(保険の効く)としては、臨在する2本(3|1)を削って(通常抜髄) ブリッジにします。ご希望の方法でも矯正だけで済めば有力な選択肢になりますが、結局移動 させた|12を削って(場合によっては抜髄して)補綴物を入れるわけですから矯正によ る傷みと合わせてかえってダメージは大きくなります。

 このようなケースで有力な選択肢は欠損部分にインプラントを植えることだと思います。何れ 保険外治療ですので高くはつきますが、それでも他の方法に比べて割安になるはずです。 また、インプラントも100%成功するわけではありませんので、それなりのリスクはありますが、 他の方法に比べてリスクは低く歯の長持ちにも大きく寄与するものと思われます。

 

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