日付、時間:2002年6月4日 8:45
氏名: H
所在都道府県: 佐賀
職 業: 主婦
年 齢: 32歳
性別: female
質問:
今、第1大臼歯を治療中です。神経を5月20日に取りました。その後何度か、消毒に通いま
したが、なかなか痛みがとれず、名前は判りませんが、爪楊枝状の金属で、歯の中をゴシゴシと
やってもらう時に何度か痛い事がありました。
31日に詰め物をしてもらったのですが、また痛くなりました。6月3日に痛いことを告げて、
詰め物を取ってもらい、また消毒をしてもらいました。レントゲンを見たりして、確認されてま
したが、きっと詰めて圧がかかったので痛くなったんだと思います。≠ニ言われ帰宅しました
が、夜になるにつれ痛みが前より増してきました。
今日も、今から病院に行くつもりなんですが、こんな事って良くあるんでしょうか?
あと、気になる事が・・・神経を取った時・消毒2回目の時・詰め物をした時、だけしか先生
に見てもらってないんです。後は全部、助手・衛生士?の方がやってくれました。たまに奥の方
に聞きに言ったりしながら。どこでもそんな感じなのでしょうか?ちょっと不安です。
私的な事ですが、8ヶ月の子供を連れての通院なので何度も通うのは、辛いんです。
泣かせてしまうことになるので・・・
神経を取ったあと、全部が全部というわけではありませんがこのホームページに寄せられる質問
をみる限り、結構高頻度で異常な痛みがあるようです。抜髄に対する根本的な考え方の違いがその
ような結果を招いているであろうことは随所で指摘させていただいていますが、“現代歯科医学の
限界”と申し上げても過言ではないようにも思います。
衛生士に何処まで治療させたかは業務範囲に触れるかもしれませんが、抜髄後の痛みや結果には
関係ありません。爪楊枝状の金属(リーマ)で如何に根管内の有機質(神経)を確実に除去したか
どうかが結果を左右します。逆に言えば、確実に除去さえすれば治療回数は1回でも済むはずです。
少ないとは思いますが、的確な根管治療を行ってくれる歯科医を探す方が早道かも知れません。
また皮肉な言い方ですが、神経を取るとえてしてそのような結果になり、歯の寿命を極端に短くし
ますので、抜髄を極力避けるために普段から歯科医院で定期的な
スケーリングと検診を受けることをお勧めいたします。