オーラルケアに熱心な先生を見つけ出す必要がある。
過食嘔吐

日付、時間:2002年6月4日 20:18   氏名:   MM  
所在都道府県: 東京   職 業: 主婦   年 齢: 27歳      性別: female  

質問:
 はじめて質問させていただきます。過去の質問にも載っている「過食症」関連のことです。

 私は、6年ほど過食嘔吐をしていた時期がありました。この1年ほどは、まったく治っています。 ここ1年ほど前から上下の前歯3本ほどが、冷たい風や飲み物にしみるようになりました。そのと き、歯医者さんに通っていたので、しみ止めを塗ってもらいました。
 今度、また虫歯の治療で歯医者さんに通うことになり、まだしみる事を伝えたところ、「別のし み止めの薬を塗りましょう」と言われています。

 質問は、歯医者さんに過食嘔吐をしていたことがあるというのを話すべきかという事です。その ほうが適切な治療法を選んでもらえるのでしょうか。「過食症用の特殊治療や手入れ方法はありま せん」ということですが、それならば、頑張って言う必要もないのかな?とも考えています。

回答
 「過食症用の特殊治療や手入れ方法はありません」但し、過食嘔吐があるということは、免疫抵抗力 の低下が懸念されます。ということは…同じ程度の異常が発生した場合、通常の人に比べて過剰に 反応するということです。わずかな歯肉炎や歯髄炎により知覚過敏を感じるだけならそれ程問題あり ませんが、その知覚過敏に比例して歯周疾患(歯槽骨破壊)も進んでいることが重要です。

 普通の人でも50〜60歳を過ぎると歯周疾患により大半の歯を失いますが、通常のケアだけではそれ 以上に早く歯を失う可能性があります。知覚過敏の薬も結構ですが、それ以上に根本的なケアである 歯石の除去を徹底することをお勧めいたします。“過食症”をあえて告白する必要はありませんが、 自ら進んでオーラルケアを行うか、オーラルケアに熱心な先生を見つけ出す必要があるように思いま す。


返信:2002年6月6日 18:47
 早速のお返事ありがとうございました。6月4日に過食症の件で質問した者です。
わかりました。口腔内だけでなく、それはきっと全身的に低下してそうでしょうね。嘔吐があるとき はなんとなく、疲れやすかったりしてました。
 吐くようになってから根の治療が必要な虫歯にかかるようになったり、先生に「見た目小さいけど 深い虫歯が多い」と言われるので、「酸」の影響もあるのかなと思っています。ブラッシングも頑張っ て、それから、定期検診もいつも1年後といわれますが、6ヶ月後にしよう思います。

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