日付、時間:2002年6月12日 19:37
氏名: 匿名
所在都道府県: 三重
職 業: 学生
年 齢: 21歳
性別: female
質問:
以前C2程度の虫歯を治療し(左上の奥から3番目)しばらくは仮詰めの状態だったんですが、
ちゃんと詰めてもらおうと思い昨日歯医者に行きました。その歯の神経は生きているので麻酔
をしてから型を取り、そしてその型が来週には出来上がるので詰めてもらう予定です。
しかし昨日さわった後から、その歯またはその歯周辺が痛くて今も痛みが続いています。仮
詰めの状態の時は痛くなかったのに、なぜ痛むのでしょうか?
こんな状態で、来週詰めても良いんでしょうか?
よろしくお願いします。
ポイントは“仮詰めの状態だった” というところにあるように思います。本当にC2程度の虫歯
であれば即刻印象を採って修復物を装着するはずです。歯髄炎の危機を感じたからこそしばらく経過
を診て印象を採る段取りだったように思います。
それ程リスクの高い歯であれば、わずかな刺激で再び歯髄炎を起こしても不思議ではありません。
麻酔による歯肉の痛みも可能性があります。そのまま修復物を詰めて大丈夫かどうかは分かりません
が、多少痛みがあったとしても一旦修復物を詰めて経過を見るのが一般的です。治まれば良し。治ま
らなければその時点で抜髄を決断すべきでしょう。回復の可能性は95%程度です。
回答:
“特に何もない歯の神経を抜くのはどうなのか”は全く同感です。しかし、神経に問題があるから
症状があることも事実です。神経を取るとロクでもないことが想定されますので、とにかく歯医者は
神経を取りたがらないものです。回復の可能性がほんのわずかだけあると見込んでいるからでしょう。
夜も眠れないとか、レントゲンで明らかな異常がみつかるなどのキッカケがあれば別ですが、当分の
間は“根競べ”みたいな状況が続きそうですね。
状況からはおそらく抜髄が必要だと思われますが、できればもう数週間ほど経過をみて改善がなけれ
ばギブアップの旨を伝えるのが良いと思います。