大学病院の口腔外科で診断を受けておかれた方が無難です。
扁平タイセン

日付、時間:2002年7月16日 20:19     氏名:  K.I   
所在都道府県: 千葉   職 業: 主婦   年 齢: 41歳      性別: female  

粘膜疾患
扁平苔癬
@原因不明。
A自然治癒率17%,で難治性。
B癌化:1〜2%。
質問:
 左上7番と5番を同時に治療。5番は歯がもろく、かぶせるにあたり歯茎を少し切開しました。 7番を先にかぶせるとその頃から、口内炎のようになり始め、扁平タイセンという病名がつきま した。
 薬を塗ってもさして効果がなく、炎症は口の中に広がりました。試しに7番のかぶせた物をは ずしてもらいましたが効果なし。やがて2年になります。最近はそれに首が凝る事、耳の下が腫 れる事が加わり、耳の下から口の周辺、おでこのあたりがしびれるような感覚もあります。
どの症状とどの症状が関わりがあるのかわからず、これからどうなっていくのか不安。

回答
 大学病院に勤務しているころには日常のように見慣れていた疾患ですが、いざ開業してみると 20年間で3例?程度しかお目にかかったことがありません。ちなみに癌だって3例ですから如何に 珍しい疾患であるかが想像できます。

 ウィルスか真菌類(カビ)の仕業だろうと推測はしておりますが、治癒に導いた経験もありま せん。通常は、患者さんにもコレといった自覚症状もないことから、あの手コノ手の治療を繰り 返したあげく、双方あきらめて迷宮入りが過去の実績です。

 おそらく大学病院でも特効薬はないと思いますが、少なくとも県内から相当数の患者さんが 集まっていることから対応には慣れているはずです。癌のように怖い疾患ではありませんが、 少なくとも開業医の手に負える疾患でもありませんので東京、もしくは千葉県内の大学病院 の口腔外科(こうくうげか)で診断を受けておかれた方が無難です。

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