日付、時間:Sun Jul 11 11:30:36 Japan 1999
氏名: M.N
所在都道府県:岩手
職 業:会社員
年 齢:25歳
性別: male
メールアドレス: mihomiho@gw1.gateway.ne.jp
ホームページURL: http://
矯正の専門家的な立場から考えると正しい意見だと思います。私は歯周病の専門家で、
目標は“如何に生涯歯を保持するか”ですから多少意見が異なります。
前歯が噛み合っていないので、奥歯に負担がかかって少なからず悪影響があることは
間違いないと思います。しかし、改めて矯正を行うことによる負担と、矯正後の前歯の咬合
負担能力を考えると、それほど大きな負担軽減は得られないのではないかと思います。
審美的な要求から再治療を望まれるのなら話は別ですが、歯牙長期保存のためであれば
本格的な“歯周疾患進行抑制策”を行うべきではないでしょうか?
私の医院にも、各年代に“開口”の方がいらっしゃいますが、開口だからダメになったと
思われる症例を知りません。一般の方同様に、歯周疾患治療とメインテナンスを行っていれば
何ら障害を感じませんし、歯周疾患をおろそかにすると普通通り50歳ころになると歯牙喪失の
危機に見まわれているように思います。
返信:
正直、こんなに早く返答していただけるとは思っておりませんでした。大変参考になりました。
ありがとうございました。今後もたくさんの方々がこのHPを利用することにより、歯科界が
発展していくことをお祈りいたします。