日付、時間:2002年10月1日 22:05
氏名: U.Y
所在都道府県: 大阪
職 業: 会社員
年 齢: 45歳
性別: female
質問:
7月の上旬に右下の親知らずを抜歯。口腔外科にて1時間強の時間がかかりました。その後、
うまく歯茎が形成されなくて、3週間ほど痛みが続きましたが、徐々に痛みも引き、何とか治
ってきたようでした。ところが、8月中旬くらいから、右の耳の奥あたりからこめかみにかけ
て痛みが出てくるようになり、これがだんだんひどくなり、ここ一週間ほどは、ひどい痛みに
悩まされています。
痛みは右の顎の付け根あたりから、耳の奥、こめかみにつづき、カーンカーンと突き抜ける
ような痛みです。市販の頭痛薬を手放せません。抜歯する前も同じ様な痛みがあり、どうした
ものかと不安です。
抜歯後の痛みはおそらくドライソケットだったろうと思われます。基本的に
治癒のない抜歯は存在しないはずですが、現実に3か月も治癒していないところをみると、何か
必ず炎症を起こすべき原因が存在していると考えるべきです。
親知らずの一部残存や、周囲骨の露出も一応考えられますが、最も可能性の高い原因は抜いた
手前の歯に何か炎症を起こすべき原因が潜んでいるケースです。すでに神経を取っている歯であ
れば、単純に根管治療の不備から来る根尖病巣。神経があるとすれば歯髄炎、もしくは歯髄炎
から発展した根尖病巣です。過去の経験では全てがこれに該当していましたので、まずは手前
の歯をもっと徹底的に精査すべきだと思います。