日付、時間:2002年10月1日 18:54
氏名: IH
所在都道府県: 中国
職 業: 学生
年 齢: 21歳
性別: female
質問:
お忙しいところ失礼いたします。私は現在中国の上海で語学留学している21歳の女性です。
実は、10日ほど前から左と右の第一大臼歯と第二小臼歯が歯磨きの際になぜかいたむようになり、
虫歯ができたのかと思って歯科医院へいきました。しかし、先生は「若年性歯周病」ではないか
といわれ、歯の痛みはどうも知覚過敏らしいのです。
はじめはいったいなんの病気なのか分からずインターネットで調べていたところ、このHPに出会
いました。じっくり考え起こしてみますと、2年程前から上の前歯2本の隙間がすこしずつ開いて
きているような感じがしていました。今は歯を見せて笑うとはっきりビーバーのような間があい
ています。歯茎から出血することもたまにあります。これまで意識していませんでしたが、言わ
れてみると唾液がねばついていることに気がつきました。
診断してくれた先生はレントゲンを見て「まだ深刻ではないから大丈夫、歯ブラシを上下に動か
すようにしてブラッシングしなさい」とだけアドバイスしていただきました。「深刻ではない」と
いわれてすこしほっとしましたが、HPなどによると初期治療が大切だと聞きまだ不安でもあります。
初期治療となると、問題はまだ日本帰国までに3〜4ヶ月ほどあることで、それまでブラッシング
治療だけでよいものかどうか教えて下さい。
“気になる症状”は、おそらく診断通り「若年性歯周病」だと思います。21歳ですので、現在の
進行状況はそれほど深刻でないというのもそのまま信じれる情報だと思います。問題は今のまま
放置しておくと、30代前半で取り返しのつかない深刻な状況に推移するであろうことです。
「若年性歯周病」と診断された多くの先輩たちが、熱心にブラッシングを行ったにも関わらず
疾患を抑制しきれず深刻な状況に追い込まれています。「若年性歯周病」といえども原因は、一般
の歯槽膿漏同様“歯石”ですので、徹底した歯石除去とメインテナ
ンスが必要です。
3〜4ヶ月ほど遅れたからどうということもありませんが、早急に徹底した歯石除去を行った方
が無難です。とにかく、「若年性歯周病」を効率よく抑制できる手段は唯一?毎月歯石を取り続ける
ことだけです。
それとあともう一つ質問してもいいですか?
歯茎が後退して、その根元のあたりが知覚過敏のようですが、歯磨きのとき痛くても我慢して磨い
たほうがいいものなのでしょうか?
またお時間のあるときにお返事いただけたら幸いです。
それでは失礼いたします。