“主訴の歯”は医者として非常に治療し易い
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日付、時間:Tue Jul 13 22:42:48 Japan 1999  氏名: ???   
所在都道府県:栃木  職 業:その他  年 齢:25歳     性別: female  

質問:
虫歯があるので先日まで歯科に通っていたのですが、この間、いつものようにお金 を払い、まだ大小合わせて3〜4本虫歯があるので当然次の予約をしようとしたら『もう終わったん ですよ』と受付の人に言われたんです。 とりあえず訳もわからぬまま、その歯科を後にしましたがなんだか私の歯が施しようのない程、 手遅れみたいで何も聞けませんでした。こういうことはよくあるのでしょうか?
私の虫歯が治療困難だからとか、歯茎も健康じゃなさそうとかいろいろあるとおもいますが、 ならばハッキリと症状を説明して適切な病院を紹介するとかあると思うんです。 また、同じようなことがあるかと思うと恐くて歯科に行けません。

回答  単純な受け付けのミスか、主訴の歯しか治療しない方針なのか?
まずは単純なミスだと思います。「治療困難だから」という理由はないと思いますよ。 患者さんの方から治療を希望する“主訴の歯”は医者として非常に治療し易いのは事実です。 「そんなに困っているなら、何とかしましょう…努力はするけど何処まで治るかは分からないよ…」 で済みますから。
ところが、患者さんが問題意識のない異常を見つけて、「治療の必要性、治療した時の費用や期間、 予後の予測」などを説明して治療するのはしんどい上に、もし思うような結果が出なかった時の ことを考えると「触らぬ神にタタリ無し」といった風潮が根強く残っているように思います。

 それにしても、患者さんの減少に悩む歯科医院の現状を考えるとちょっと不可解ですね。 “単純な受け付けのミス”でないとすると、インフォームド・コンセントの大幅な不足です。 今までの治療期間を振りかえって、インフォームド・コンセントに不満がなければ、改めて 電話で確認して下さい。不満を感じるようですと、他の医院に替えた方が良さそうですね。

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