個々の進行程度に応じて15年から生涯保存可能。
骨がとけてきてるよ

日付、時間:2002年12月10日 20:53     氏名:   m.m    
所在都道府県: 大阪   職 業: 主婦   年 齢: 31歳      性別: female  

歯周病 質問:
 初めて質問致します。
20歳ぐらいの頃から歯の骨がとけてきてるよと、歯医者さんに言われていましたが、それが大変 なことだという説明がなく歯石を一応とって治療が終わりました。たまに疲れた時などに歯茎が腫 れたりしましたが、そうゆうもんなんだとおもってなにもしませんでした。はみがきは、1日3回 約15分ぐらいは行っています。
 実は7月に妊娠し、その頃から、歯茎がガクッと減ったかんじがして、よくつまるようになりま した。8月になって流産してしまい、その疲れもあってか、肩こりなどもひどくなり、9月頃から 前歯から膿がでてきました。あと右下(6)が噛んだら痛むので歯医者に行きました。
 そこでの診断は骨が半分ぐらいになってるところがある。あと右下(6)は、歯の下が炎症を起 こしてるので、神経をぬいてないところからなかを掃除しましょうと言うことでした。治療が続い たのですがいっこうに痛みが取れず2ヶ月がたち、私としては、早くまた子供も作りたいと思って いるので、歯槽膿漏の治療もしてほしいとお願いしたのですが、今の治療中の歯がおちついてから といわれ治療の度に先生もかわり非常に不安を感じ転院しました。
 転院してからの診断は、歯周病がかなり進んでる。左下(5)に動揺があるとのことで、虫歯治 療と歯石除去を平行して行ってもらえることになりました。現在も右下(6)は痛いままで治るか どうか不安です。また妊娠したとたんに歯周病が急激に進行したようなきがするので、今度また妊 娠し子供を産んだら、歯がどんどん抜けてしまうのではないかと、不安で不安でしかたありません。 あとこれからは徹底的に歯石除去、月に1回歯医者に行こうと思ってるのですが妊娠中でも歯周病 治療はできるのでしょうか?
後どれくらい自分の歯がもつのか不安です。アドバイスお願い致します。 大阪府八尾市の近くで歯周病専門医あるのであれば、教えてほしいです。

ご感想:
流産し、歯の具合も悪く、毎日泣きたくなるほどふさいでいたのでが、先生のホームページを読ん で頑張ってみようと思いました。

回答
 実際の骨破壊程度を診ないと将来の予測はできません。しかも処置の方法やその完成度、そして あとあとのメインテナンスによって大きく将来が左右されることも確実です。そのような状況であ えて申し上げるとするならば「今のまま放置しておけば10年後には全てを失うであるう」というこ とです。反対に手入れ次第で、個々の進行程度に応じて15年から生涯保存可能な歯までありそうな 感じに受け止めています。
 歯槽膿漏治療の基本は、方法はともかく全ての歯石を完璧に取り去り、二度と歯石が沈着しない ように毎月歯石を取り続けることです。全てを取り去るためには麻酔も必要となりますので、その 時期にはできるだけ妊娠を避ける必要がありますが、それは絶対条件ではありません。ましてや一 旦除去したあとのメインテナンスは妊娠の有無とは全く無関係と考えていただいて結構です。

 “歯石を一応とって治療が終わりました”は歯槽膿漏に対する認識を反映した困った問題だと 思います。その時から始めていれば現在の状況は絶対あり得ないことですが、反面、今からでも 歯石除去を徹底すれば十分な効果が見込まれそうに思います。しかし、ここで困った問題がもう 一つあります。おそらく日本中の歯医者が、歯槽膿漏の原因は細菌とその細菌の棲家である歯垢 だと信じきっていることです。歯石も悪者の一つではあるけれどもかなり末席に近い扱いです。
 その誤った認識(私からみれば)のために歯石除去が熱心でない現実が存在します。歯周病専 門医といえども例外ではありません。私と同じ認識をもった歯科医はほとんどいないと思います ので、申し訳ありませんが紹介できる歯科医院はありません。


返信:2003年1月8日 21:39
 12月に質問させてもらいましたものです。現在歯医者に通っていますが、右下の6虫歯の 治療はずっと治療中でまだまだ痛いです。歯石も除去してもらっていますが、やはり膿は止ま りません。麻酔をしてもらっての歯石除去はしてもらっていません。歯科衛生士にスケーリン グしてもらっています。
麻酔下での歯石除去は歯周病を専門にされている医院しか行っていないのでしょうか?
治療中の歯があっても病院を変えていいのでしょうか?

回答:
 衛生士が歯石除去を行うこと自体全く問題はありません。歯石除去の専門家は、歯科医より むしろ衛生士だからです。但し法律の規制によって、衛生士本人は麻酔ができないので状況を 判断して歯科医が麻酔をした上で徹底した歯石除去を指示する体制が必要です。
 歯石除去の必要性とその効果を知らない歯科医や衛生士の場合、どうしても形式的な儀式 のような歯石除去になってしまいます。前回も申し上げた通り、歯石除去の必然性を認識して いる歯科医が少ないのが現状ですので、足を使って歯石除去の熱心な歯科医を探す必要があり ます。医師は患者さんを選ぶことはできませんが、患者さんは医師を選ぶ権利があります。治 療に不満があれば、治療中といえども…むしろできるだけ早めに転院することをお勧めいたし ます。

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