不信な目でみるから余計に強調されて写ってしまっているように思います。
歯が痛み出した

日付、時間:2003年2月5日 0:23 氏名:  さえ   
所在都道府県:  兵庫  職 業:  主婦  年 齢: 40歳      性別:  female

歯が痛み出した 質問:
 お忙しいところ申し訳ございません。前歯(右の図では3)の後ろが痛み近くの歯医者さん に行きました。神経をとり、何度か後ろにセメントを仮にはめて、次○曜日に来てくださいと 2,3回くりかえしました。
 最終的に後ろに何かつめて終わると思っていましたら、「プラスチックをつけました。少し 個性的に八重歯のような形をつくりましたがどうですか?鏡を見てください。」と言われまし た。さっきまで自分の歯があったはずが、違う形になっていて、さっきまでの自分の歯はと聞 くと、つけているプラスチックの歯を取りはずし見せてくれました。なんと半分ぐらいの小さ な歯に削られていました。
 そして、「保険だとプラスチックで弱いし、色が変わる。硬いプラスチックにすると6万円。 石にすると12万円。どうしますか。」といわれました。その日自分の歯がなくなったショッ クで家に着くなり泣いてしまいました。仮にプラスチックをつけておくからといって仮のセメ ントでつけて帰ったのですが、帰ってすぐに食事のとき、白い歯のカバーのような薄いものが ポロッととれてしまいました。とれたあともプラスチックの歯が仮についています。それも形 を整えるために使っていた機械のようなものがあたったのか、もう先がかけています。 それで、そこの歯医者さんが信用できなくなりました。
河田先生がおっしゃっる『保険での硬質レンジ…』が、歯医者さんが言っていた、「プラスチ ックの硬い方は6万円…」と同じなのでしょうか?
私が行きました歯医者さんのように河田先生のところでも普通のプラスチックと硬いプラスチ ックの二種類あるのでしょうか?(石と言っていたのが、セラミックのことだと思いますが…。)
教えてくださいませ。宜しくお願いいたします。

回答
 歯科治療に対する理解不足からくる不信感です。
問題の歯は第一小臼歯(4番)だと思います。その歯が痛み出したという時点で、以下の治療 および経過は当然の成り行きです。つまり、痛みがでたということは、あなたの想像する以上に 大きな虫歯で、すでに歯質の大半は失われています。抜髄は当然の処置ですし、詰めるだけでは 到底追いつかない欠損ですから、何らかの被せになってしまうのが普通です。
 そのあとの補綴処置ですが、保険の範囲ですと普通銀歯での回復になります。保険でも レジンジャケット冠 がありますが、壊れやすくとてもお勧めできる 代物ではありません。前歯に近いこともあって、それ以外に白い歯ということになると前歯に 保険適応になっている硬質レジン前装冠(小臼歯ですから保険適 応外)かメタルボンドということになって、費用は各医院まちまち ですが、担当医の説明通りです。

 それ以外のトラブル的な事柄は、不信な目でみるから余計に強調されて写ってしまっているよ うに思います。