日付、時間:2003年2月5日 11:58
氏名: Y.M
所在都道府県: 埼玉
職 業: その他
年 齢: 29歳
性別: female
質問:
以前から左下の|D6Fをブリッジにして
いました。
最近7番が虫歯になってしまい、もう残すのは無理だと言われ抜歯しました。幸い親知らずが
残っていたので|CD67Gのブリッジが可能
だと言われています。しかし、8番は親知らずでいずれ虫歯になって抜歯しなくてはいけなくな
った場合、奥歯3本を無くすことになります。しかも4番は健康な歯なので、できれば削りたくあ
りません。
この場合の一番ベストな治療法はやはりブリッジなのでしょうか??
金銭のことを考えなければ、欠損した6・7番部にインプラントを植えるのが最もベストな
選択です。勿論全てのケースでインプラントが成功するというものではありませんが、失敗
してからでも提案のブリッジに切り替えることができます。
ブリッジにした場合には、長い目でみれば必ず?関わった4・5・8の寿命を短くすることに
なります。とはいえ、放置しておけば対合する上顎の6・7番は挺出してかみ合わせを狂わせて
しまいます。6・7番の部分入れ歯も選択肢にははいりますが、精神的な抵抗もあるでしょうね。
ブリッジや部分入れ歯は保険適応で安く治療できますが、インプラントは保険が効かず平均
価格は1本あたり35万円くらいかかります。
回答:
インプラントを植立するためには、抜歯後約1年間の骨回復期間が必要です。それまでの間、
もしくはそれが多少長くなったとしても、その間を部分入れ歯にしておく分にはデメリットは
考えられません。
デメリットの最大は、精神的な抵抗と異物感です。永久的な処置と考えた場合、かみ合わせ
の確保が不十分です。バネのかかる歯が虫歯になりやすいことも挙げられますが、すでに経験
されたようにブリッジ程致命的ではありません。メリットは、あとでインプラントのような選
択が可能であることと、余計な歯の損失を最小限に食い止めることができることでしょう。