二度と歯石が着かないようにケアするかが焦点。
歯槽膿漏と親知らず

日付、時間:2003年2月18日 17:17 氏名: C.H   
所在都道府県:  広島  職 業:  主婦  年 齢: 31歳      性別:  female

歯槽膿漏と親知らず 質問:
 はじめまして。この年ではやくも重度の歯周病で悩んでいます。以前は病院に行くのが恐く て一人で悩んでいましたが、このホームページをみて、治療をうけなくてはいけないことが改 めて分かり、病院へ通院を始めました。

 それで、すすめられた治療のことでお伺いしたいのですが、親知らずの四本が歯周病がかな りすすんでいるとのことで、抜歯をして治療することをすすめられました。他の歯もすべて歯 周病で歯茎が下がってきて歯に隙間もできてきているのですが、他の歯に関しては、歯茎の腫 れもなくなり良い状態になってきているようです(ただ、第2(7)は根本まで悪いようで神 経を抜くとのことでしたが)。しかし、親知らずは一番奥で管理が難しいし、歯周病も進んで いるので抜いた方が良いとのことでした。ただし、将来的に歯を使って再生ができるようにな るかもしれないので、一本だけ残してもいいかもとのことでした。

前歯(中切歯)の一本はすでに抜歯しており、犬歯の3から3までブリッジにしています。 他の歯もかなり悪く、歯がすべてだめになるのではないかと不安で、抜歯には抵抗があるので すが、やはり親知らずは抜いた方が良いのでしょうか?
お忙しいところ大変申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

回答
 歯槽膿漏に侵された歯は移植にも使えませんし、例え使えたとしてもせいぜい5年ですので、 4本とも全て抜歯した方が良いと思います。 一本だけ残して良かったと思える可能性よりも、残したために手前の7番の寿命を縮める可能性 を比較した場合、抜歯が適切と思われますが、その判断は担当医に任せても良いかも知れません。

 一本でも多くあった方が良いという気持ちは分かりますが、その分一番進行傾向の強い7番の 清掃が不十分になってしまいます。とにかく、いかに歯石をとりきるか、そして二度と歯石が 着かないようにケアするかが焦点ですので、それを阻害する因子は除去しておくべきだと思いま す。

 


返信:2003年2月19日 10:16
早速のお返事、ありがとうございました。
先生の回答を見て、親知らずの抜歯の決意がつきました。他の歯の為に抜歯しなければいけな いということもあることが分かりました。これからは、いかに歯石をとりきるか、そして歯石 を二度とつかないようにケアをするかにこころがけていこうと思います。
 お忙しいところ、丁寧にお答えいただきありがとうございました。このホームページは、私 たちのように悩む者にとって本当に心強い味方です。これからも、がんばってください。 本当にありがとうございました。