根管治療に自信のある先生なら、まず根管治療の状態を確かめてくれるはずです。
上顎洞炎の症状

日付、時間:2003年3月4日 17:45 氏名: モモコ   
所在都道府県:  北海道  職 業:  主婦  年 齢: 34歳      性別:  female

上顎洞炎の症状 質問:
 2月12日と19日に質問し、お返事をいただきありがとうござい ます。
今日、前回に行った総合病院のなかの口腔外科ではなく近くの口腔外科へ行きましたが総合病 院のような設備はないため、最初の口腔外科の方が良いのではという返事でした。ですが最初 の病院は右上5番ののう胞はそこら辺の歯科で出来るし、治療をはじめることによってリスク も出てくるので、このまま抗生剤を蓄膿になるたびに飲んだ方が私の為だと言って治療に入っ てくれません。
 蓄膿に今現在なっていればわかるけど、今現在なってもいないのに治療は出来ないと言う答 えでした。いとこの開業医に聞けばのう胞が自然消滅するのは珍しく治療する事で悪化を恐れ て踏み込めないでいるかな。。。と聞き落ち込んでいます。

 今日行った口腔外科は耳鼻科で(総合病院などの大きなところで)再度CTなどの検査をして 5番とわかれば出来ないこともない感じではありますが、耳鼻科との連携ををとりながらを考 えると、やはり本当なら総合病院に口腔外科がある方が良いのだけど。。。との説明を受けま した。ただ最初の口腔外科の先生とはどうも相性が良くないのか親身になってくれているよう に感じられないのです。たかがこれくらいの事で。。。としか聞こえなくて話が進みません。
 今日の先生は、あとは患者さんの判断ですが何かの時はやはり大学病院などの設備のあると ころに行ってもらう事もありますが。。。と行っています。河田先生の考えでは耳鼻科との連 携治療は正直なところ面倒だったりなどの問題点はありますか?
今のところは今日行った先生に診てもらうつもりで考えてはいるのですが悩んでいます。いと こはいきなり大学病院だとあちこちいじくられてしまいそう(??)なので段階を踏んで、 今の先生が駄目なら治療途中に大学病院にまわしてくれるからその方が良いと言っています。  たかが歯1本もっとスム−ズに治療に入ってくれるかと思ったらガッカリです。右上7番は ポケットに問題があると今日の先生は診てくれました。前回の先生はありませんでした。4番 については(3年前のパノラマですが)問題は考えにくく5番だろうと考えているようですが、 3年前のパノラマには5番に炎症が無かった為治療のすすめ方に悩んでいる様子です。
 今日はパノラマをとっていただけませんでしたがCTじゃないと捕らえ難いということなので しょうか。。。今日の先生は親身ではありますが、総合病院をすすめるところをみるとどう考 えるべきか悩みます。

感想:
 毎回、先生の正直なお答えに感謝しています。本当に子供がいなかったら先生に間違いなく みてもらっていました。救急車で運ばれるような患者(何の病気でも)直ぐに治療に入るのに 自分から原因を追求するのには、こんなに大変なものだと思いもしませんでした。

回答
 医院選びの基準が間違っていませんか?
口腔外科や耳鼻科は根管治療の専門家ではありません。根管治療に自信のある先生なら、まず 根管治療の状態を確かめてくれるはずです。大学病院の保存科(歯内療法科)か認定医、もし くは根管治療の噂の高い医院で相談してみるのが先決だと思います。
 問題が口腔外科や耳鼻科であるならば、その連携は容易ですが、どちらも原因を提示するこ とができない現状では連携も何もあったものじゃないように思います。CTよりもまずは、根管 治療の実践が先だと思います。


返信:2003年3月26日 20:26
 2月から右上8番抜歯以来、風邪をひくと蓄膿になりやすいと相談していた者です。大学病 院に何とか通院しましたが、24日にCTを撮って異常が無いとの事で明日は近所の歯科医院あ ての紹介状をもらいにいってさいごになってしまいガッカリしています。2月に他の総合病院 でCTを撮った時には右上5番にのう胞があると言われ、でもそこでも大した問題ではないと治 療もしてもらえず、今回は3月はじめに大学病院で5番のレントゲンを撮った時にはのう胞ら しき物が映っていたのに24日のCTではのう胞が無いのです。CTで慢性的な蓄膿であれば痕跡 が必ず残っているらしいのですが私には無いとの事なんです。大学病院側では骨格に問題があ るか蓄膿になりやすい体質なのでは。。。との話なのです。
 大学病院での治療はなく、右上7番が歯槽膿漏のため近所の歯科医院で治療で充分だと言わ れました。では風邪のたび耳鼻科で蓄膿になっていると言われているのは耳鼻科の診察ミスと 考えるべきなのか、さっぱりわからなくなってしまいました。3年前も右上顎胴が酷く炎症を おこして年末年始1週間の朝晩の2回点滴に通ったのも何だったのだろうかと。。。抜歯して からたまたま体質や骨格に変化がおきて蓄膿になりやすくなっていると考えるしかないのでし ょうか。。。

回答:
 34歳で右上の7番だけが顕著な歯槽膿漏ということは考えられないし、例え歯槽膿漏であっ たとしても上顎洞に影響を及ぼすことは考えられません。それよりも根管治療した歯がレント ゲン的に問題がないようにみえても、症状がある限り確かめてみる価値は十分あるはずです。 それにしても大学病院が“骨格に問題”という原因を闇に葬り去る診断をしたのではもう お終いですね。
CTよりも直接根管治療をして下さいと保存科に頼んでみましたか?
向こう任せの診断ではなく、直接治療を頼んで診てください。


返信:2003年4月2日 23:43
 先月28日にお返事いただきありがとうございます。前回は時間がなく説明不足でしたので 再度同じような内容になり申しわけありません。大学病院では右上5番にのう胞がCTで確認で きませんでしたが(上顎に炎症をおこした痕跡も一切無いらしい)、右上7番(6番側)のポ ケットがかなり深く、それが体力のないときなどに上顎洞にいってしまっているのでは。。。 との考えしかないようです。右上7番の骨も かなり上にあがってしまっていて6番抜歯のさ いの影響だろうとのことです。6番は(抜歯すると骨が無くなるのが普通??かはわかりませ んが)歯茎だけでふさがっているようです。
 5から7はブリッジですが5番は よっぽど上顎胴が痛くて転げ回るくらいでないと のう 胞が姿を現さないのか、現時点ではのう胞も確認されない為、5番は治療は出来ないそうです。 保存科にはまわされず、予診科から口腔外科にまわされました。現在は近所の歯科に紹介状を もって治療に通い始めましたが、7番の歯のポケットの治療も6番側より8番側に問題がある と全く違う答えが出てきて6番側は治療せず8番側のポケットの治療で様子をみると言ってい ます。
 それでも上顎洞に炎症がおこるなら5番以外考えられないと大学病院でも言ってはいるもの の、まずは耳鼻科で鼻の問題でないか確認したらこちらに来てください との説明に少々不満 も感じます。ちなみに現在は何の痛みもなく落ち着いている5番の歯を治療していただけそう な先生が市内に1人いるのですが、GWも近いこともあり悩んでいます。かなり痛みなどおこる ものでしょうか?

回答:
 歯槽膿漏の方も心配ですので、その部分だけに限らず全体的にも歯石除去を徹底してください ね。症状が治まっているときには診断し難いものです。特に今回のようになかなか診断がつかな い状況ではなおさら診断し難いでしょうね。
 寝た子を起こす結果にもなりますので、誰もが治療の決断が鈍ってきます。この際、症状が 現れたときまで待った方が得策な様にも思います。